EJU - Examination for Japanese University Japan's Political System Questions and Answers — Questions and Answers
Question 1: 日本国憲法における天皇の地位に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 国の元首であり、行政権を統括する。
- 国民統合の象徴であり、国事行為のみを行う。 (Correct answer)
- 国会の指名に基づいて、法律を制定する。
- 内閣の助言と承認なしに、政治的権能を行使する。
Correct answer: 国民統合の象徴であり、国事行為のみを行う。
日本国憲法第1条で天皇は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定められています。また、第4条で「国政に関する権能を有しない」とされ、第7条に定められた国事行為のみを、内閣の助言と承認のもとで行います。
Question 2: 日本の国会は二院制をとっています。その二つの議院の正しい組み合わせはどれか。
- 上院と下院
- 貴族院と衆議院
- 衆議院と参議院 (Correct answer)
- 国民議会と元老院
Correct answer: 衆議院と参議院
日本の国会は、日本国憲法第42条に基づき、衆議院と参議院の両議院で構成される二院制(両院制)を採用しています。「貴族院」は戦前の帝国議会の一つでした。
Question 3: 衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合、内閣がとるべき対応として、憲法上定められているものは次のうちどれか。
- 10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければならない。 (Correct answer)
- 直ちに参議院の信任を問わなければならない。
- 最高裁判所に決議の無効を訴えなければならない。
- 国民投票を実施して、内閣の信任を問わなければならない。
Correct answer: 10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければならない。
日本国憲法第69条は、衆議院で不信任の決議案を可決したとき、内閣は10日以内に衆議院を解散しない限り、総辞職しなければならないと定めています。これは議院内閣制の重要な原則です。
Question 4: 日本の裁判所が持つ、法律や命令などが憲法に適合するかどうかを最終的に審査する権限を何と呼ぶか。
- 行政指導権
- 立法裁量権
- 条約承認権
- 違憲審査権 (Correct answer)
Correct answer: 違憲審査権
日本国憲法第81条は、最高裁判所を終審裁判所とし、法律、命令などが憲法に適合するかしないかを決定する権限、すなわち違憲審査権(または違憲立法審査権)を与えています。これは「憲法の番人」としての司法の役割を示すものです。
Question 5: 現在の日本の衆議院議員選挙で採用されている選挙制度の名称として、最も適切なものはどれか。
- 大選挙区制
- 小選挙区比例代表並立制 (Correct answer)
- 全国比例代表制
- 完全連動制
Correct answer: 小選挙区比例代表並立制
現在の衆議院議員選挙は、一つの選挙区から一人の議員を選ぶ「小選挙区制」と、全国を11のブロックに分けて政党の得票数に応じて議席を配分する「比例代表制」を組み合わせた「小選挙区比例代表並立制」が採用されています。
Question 6: 日本の国会における「衆議院の優越」に関する記述として、正しくないものはどれか。
- 予算は、先に衆議院に提出されなければならない。
- 内閣総理大臣の指名は、衆議院の議決が優先される。
- 法律案が衆議院で可決後、参議院で否決された場合、その法律案は直ちに廃案となる。 (Correct answer)
- 条約の承認について、両議院の議決が異なった場合、衆議院の議決が国会の議決となる。
Correct answer: 法律案が衆議院で可決後、参議院で否決された場合、その法律案は直ちに廃案となる。
法律案が参議院で否決されても、衆議院が出席議員の3分の2以上の多数で再び可決すれば、その法律案は法律となります(憲法第59条)。したがって、直ちに廃案となるわけではありません。これが衆議院の優越が認められている点の一つです。
日本国憲法における天皇の地位に関する記述として、最も適切なものはどれか。