ITパスポート - IT Passport Examination ストラテジ系:経営戦略 1 — Questions and Answers
Question 1: SWOT分析における「O」が表すものはどれか。
- 自社の強み(内部環境のプラス要因)
- 自社の弱み(内部環境のマイナス要因)
- 外部環境における機会(チャンス) (Correct answer)
- 外部環境における脅威(リスク)
Correct answer: 外部環境における機会(チャンス)
SWOTはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字であり、「O」はOpportunities(機会)を指す。機会は自社にとって有利に働く外部環境の変化や市場の動向を意味する。
Question 2: PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)において、市場成長率が高く、相対的市場シェアも高い事業を何と呼ぶか。
- 問題児(Problem Child)
- 花形(Star) (Correct answer)
- 金のなる木(Cash Cow)
- 負け犬(Dog)
Correct answer: 花形(Star)
PPMでは市場成長率と相対的市場シェアの2軸で事業を分類する。「花形(Star)」は両方が高い事業であり、成長を続けるために多くの投資を必要とするが、将来の主力事業候補となる。
Question 3: コアコンピタンスの説明として正しいものはどれか。
- コスト削減のために業務を外部企業に委託すること
- 競合他社には容易に模倣できない、顧客に独自の価値を提供する企業固有の中核的能力 (Correct answer)
- 市場シェア拡大を目的とした価格競争における優位性
- 製品の品質基準を業界標準に合わせるための取り組み
Correct answer: 競合他社には容易に模倣できない、顧客に独自の価値を提供する企業固有の中核的能力
コアコンピタンスとは、競合他社が簡単に真似できず、顧客に特別な価値をもたらす自社ならではの中核能力のことである。ハメルとプラハラードが提唱した概念で、企業の持続的競争優位の源泉とされる。
Question 4: アンゾフの成長マトリクスにおいて、既存製品を新しい市場(顧客層や地域)に販売する戦略はどれか。
- 市場浸透戦略
- 製品開発戦略
- 市場開発戦略 (Correct answer)
- 多角化戦略
Correct answer: 市場開発戦略
アンゾフの成長マトリクスでは「製品(既存・新規)」と「市場(既存・新規)」の組み合わせで4つの戦略を示す。既存製品×新市場は「市場開発戦略」であり、新しい顧客層や海外市場への展開がこれにあたる。
Question 5: マイケル・ポーターが提唱する3つの基本競争戦略(Generic Strategies)に含まれないものはどれか。
- コストリーダーシップ戦略
- 差別化戦略
- 集中戦略
- アライアンス戦略 (Correct answer)
Correct answer: アライアンス戦略
ポーターの3つの基本競争戦略は、①コストリーダーシップ戦略、②差別化戦略、③集中戦略(コスト集中・差別化集中)である。アライアンス戦略は他社との提携を意味するものであり、ポーターの基本競争戦略には含まれない。
Question 6: M&A(合併・買収)を活用する主な目的として最も適切なものはどれか。
- 自社製品の価格を業界最低水準に引き下げること
- 新市場への迅速な参入や他社の技術・ノウハウを獲得すること (Correct answer)
- 従業員数を削減して固定費を圧縮すること
- 自社ブランドを相手企業のブランドに統一すること
Correct answer: 新市場への迅速な参入や他社の技術・ノウハウを獲得すること
M&Aの主な目的は、時間とコストをかけて一から事業を構築するのではなく、他社を合併・買収することで新市場への迅速な参入、技術・ノウハウの獲得、事業規模の拡大などを実現することである。
SWOT分析における「O」が表すものはどれか。