第二種電気工事士 筆記試験 — Questions and Answers
Question 1: 夏季の屋外電気工事における「熱中症」対策として正しいものはどれか。
- WBGT(暑さ指数)を確認し、こまめな水分・塩分補給、休憩、適切な服装で予防する (Correct answer)
- 冷たい飲み物を大量に一気飲みする
- 1日1回の水分補給で十分
- 熱中症は体力のある若い作業員には関係ない
Correct answer: WBGT(暑さ指数)を確認し、こまめな水分・塩分補給、休憩、適切な服装で予防する
熱中症予防はWBGT(熱ストレス指標)に基づく作業管理、こまめな水分・塩分補給(15〜20分おき)、日陰での休憩、涼しい服装が基本対策だ。
Question 2: 低圧屋内電路の絶縁抵抗測定で、電路と大地間の最低基準として「対地電圧150V超300V以下」の場合の値はいくらか。
- 1MΩ以上
- 0.4MΩ以上
- 0.1MΩ以上
- 0.2MΩ以上 (Correct answer)
Correct answer: 0.2MΩ以上
電技解釈第58条により、対地電圧150V超300V以下の電路の絶縁抵抗は0.2MΩ以上が必要だ。
Question 3: 電気工事士法に基づき、電気工事士免状を交付するのは誰か。
- 経済産業大臣
- 市区町村長
- 都道府県知事 (Correct answer)
- 電気工事組合
Correct answer: 都道府県知事
電気工事士免状は、試験に合格し申請した都道府県知事から交付される。
Question 4: 配線用遮断器(MCCB)と漏電遮断器(ELCB)の最大の違いはどれか。
- 漏電遮断器は電圧を調整できる
- 配線用遮断器は古い規格で現在は使われない
- 配線用遮断器の方が高価
- 漏電遮断器は過電流に加えて漏電(地絡電流)も検知して遮断できる (Correct answer)
Correct answer: 漏電遮断器は過電流に加えて漏電(地絡電流)も検知して遮断できる
配線用遮断器(MCCB)は過電流・短絡電流のみで遮断するが、漏電遮断器(ELCB)は加えて漏電(地絡)も検知して遮断する追加機能を持つ。
Question 5: 第二種電気工事士として施工できる最高電圧の電気工事はどれか。
- 高圧(600V超〜7000V以下)
- 特別高圧(7000V超)
- 電圧の制限はない
- 低圧(600V以下)の一般用電気工作物 (Correct answer)
Correct answer: 低圧(600V以下)の一般用電気工作物
第二種電気工事士は一般用電気工作物(600V以下の低圧)の工事が対象で、高圧・特別高圧の工事には別の資格が必要だ。
Question 6: 電気工事現場での「労働災害報告」義務について正しいものはどれか。
- 軽傷なら報告しなくてよい
- 社内報告だけで十分
- 工事受注者への報告のみでよい
- 休業4日以上の労働災害は労働基準監督署への報告が義務で、休業1日以上3日以下は四半期ごとの報告が必要 (Correct answer)
Correct answer: 休業4日以上の労働災害は労働基準監督署への報告が義務で、休業1日以上3日以下は四半期ごとの報告が必要
労働安全衛生法により、休業4日以上の労働災害は遅滞なく(速やかに)所轄労働基準監督署に報告義務があり、1〜3日の場合は3か月ごとの定期報告が必要だ。
Question 7: A種接地工事の接地抵抗値として正しいものはどれか。
- 150Ω以下
- 50Ω以下
- 100Ω以下
- 10Ω以下 (Correct answer)
Correct answer: 10Ω以下
A種接地工事の接地抵抗値は10Ω以下と定められており、高圧または特別高圧の電気機器に適用される。
Question 8: 電気工事作業中に感電を防ぐための基本的な対策はどれか。
- 作業を素早く行い通電時間を短くする
- 素手で作業することで感覚で電圧を確認する
- 誰かと話しながら作業することで注意を高める
- 必ず停電確認・検電を行い、絶縁手袋・絶縁工具を使用する (Correct answer)
Correct answer: 必ず停電確認・検電を行い、絶縁手袋・絶縁工具を使用する
感電事故防止の基本は停電確認→検電→絶縁手袋・絶縁工具の使用で、活線作業は原則として特別な認定を受けた者が行う。
Question 9: 技能試験(実技試験)において「欠陥」と判定されると不合格になる。欠陥に該当するものはどれか。
- 作業時間が規定より5分遅れた
- 接続が正しくない・絶縁被覆の損傷・著しい品質不良(裸線露出等) (Correct answer)
- 使用した工具の種類が指定と異なる
- 配線の色が好みと異なる
Correct answer: 接続が正しくない・絶縁被覆の損傷・著しい品質不良(裸線露出等)
技能試験の「欠陥」は配線の誤接続・短絡・絶縁被覆の損傷・心線の誤った接続(ねじり)・リングスリーブの誤使用など電気的安全性に関わる不良項目だ。
Question 10: B種接地工事の接地抵抗の最大値を求める式として正しいものはどれか。
- 300÷最大地絡電流(Ω)
- 10Ω固定
- 150÷最大地絡電流(Ω) (Correct answer)
- 最大地絡電流÷150(Ω)
Correct answer: 150÷最大地絡電流(Ω)
B種接地工事の接地抵抗の上限値は「150÷最大地絡電流(A)」Ω以下となる。
Question 11: 電力計を使った電力測定において、電圧計と電流計が必要な場合、正しい接続順序はどれか。
- どちらも直列に接続する
- 電流計を負荷と並列、電圧計を負荷と直列に接続する
- 電流計を負荷と直列、電圧計を負荷と並列に接続する (Correct answer)
- どちらも並列に接続する
Correct answer: 電流計を負荷と直列、電圧計を負荷と並列に接続する
電流計(A)は電流を測るため負荷と直列に接続し、電圧計(V)は電圧を測るため負荷と並列に接続するのが基本だ。
Question 12: 電気設備技術基準において、低圧の定義として正しいものはどれか。
- 直流750V以下、交流600V以下 (Correct answer)
- 直流750V以下、交流1000V以下
- 直流600V以下、交流600V以下
- 直流1000V以下、交流600V以下
Correct answer: 直流750V以下、交流600V以下
電気設備技術基準では、低圧とは直流750V以下、交流600V以下の電圧をいう。
Question 13: 配線図において、引掛シーリングの記号として正しいものはどれか。
- 正方形の中に矢印
- 円の中に斜め2本の線(CL) (Correct answer)
- 円の中に×印
- 楕円形の記号
Correct answer: 円の中に斜め2本の線(CL)
引掛シーリング(CL:Ceiling Lamp Holder)の配線図記号は、円の中に平行または斜め2本の線で表される。
Question 14: 漏電遮断器(動作時間0.1秒以内)を設置した場合、D種接地工事の接地抵抗値の上限はいくらに緩和されるか。
- 接地工事を省略できる
- 10Ω以下
- 100Ω以下
- 500Ω以下 (Correct answer)
Correct answer: 500Ω以下
0.5秒以内(または0.1秒以内)に動作する漏電遮断器を設置した場合、D種接地工事の接地抵抗値は500Ω以下まで緩和される。
Question 15: 第二種電気工事士試験の出題形式として正しいものはどれか。
- 四肢択一式(4つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式) (Correct answer)
- 記述式のみ
- 口頭試問のみ
- 論文方式
Correct answer: 四肢択一式(4つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式)
第二種電気工事士の筆記試験は全50問・四肢択一式(4択)のマークシート方式で行われる。
Question 16: 第二種電気工事士の試験問題で「分岐回路の保護協調」として問われる内容はどれか。
- 配電盤の外観チェック
- 照明器具のデザイン選択
- 分岐回路の電線の色の選択
- ブレーカーの定格電流と電線の許容電流の組み合わせが適切かどうかの確認 (Correct answer)
Correct answer: ブレーカーの定格電流と電線の許容電流の組み合わせが適切かどうかの確認
分岐回路では、電線の許容電流内にブレーカー(MCCB)の定格電流を設定し、電線が過電流から適切に保護されるように保護協調をとる必要がある。
Question 17: 完成検査時に行う「絶縁耐力試験」において、低圧電路に対して何Vを印加して試験するか(使用電圧100Vの場合)。
- 1000V (Correct answer)
- 300V
- 最大使用電圧の1.5倍
- 100V
Correct answer: 1000V
電気設備技術基準に基づく絶縁耐力試験では、使用電圧が低圧(300V以下)の電路には最大使用電圧の1.5倍または1000Vのいずれか大きい電圧を連続10分間印加する。
Question 18: 電気工事現場で使う「保護帽(ヘルメット)」を着用が必要な場面はどれか。
- 屋外工事のみ
- 夜間作業のみ
- 落下物・飛来物の危険がある作業および高所作業など落下の危険がある場合 (Correct answer)
- 工事現場の事務所内作業のみ
Correct answer: 落下物・飛来物の危険がある作業および高所作業など落下の危険がある場合
保護帽(ヘルメット)は落下物・飛来物の危険がある場所や高所作業など墜落・転倒時の頭部保護が必要な場面で着用が義務付けられる。
Question 19: 「銅線の直接埋設」に使用する電線またはケーブルの種類として適切なものはどれか。
- OW電線(屋外用絶縁電線)
- VVFケーブル(屋内用)
- IV電線(600V耐熱)
- 直埋用ケーブル(CVT・EM-CE等) (Correct answer)
Correct answer: 直埋用ケーブル(CVT・EM-CE等)
地中に直接埋設する配線には、直埋用(耐湿・外傷保護)のケーブル(CVTやEM-CEなど)を使用し、屋内用のVVFは直埋設不適合だ。
Question 20: 電動工具使用時の安全対策として正しいものはどれか。
- 電動工具の接地(アース)は省略してよい
- 電動工具はメーカー問わず他人のものも自由に使える
- 安全装置を取り外すと作業効率が上がるので推奨される
- 使用前に点検し、刃物の取付状態・絶縁状態を確認、保護具着用のうえ使用する (Correct answer)
Correct answer: 使用前に点検し、刃物の取付状態・絶縁状態を確認、保護具着用のうえ使用する
電動工具は使用前に点検(刃物の取付確認・絶縁状態確認)を行い、必要な保護具(ゴーグル・手袋等)を着用してから使用する。
Question 21: 「位相計(パワーファクターメーター)」が測定するものはどれか。
- 周波数のずれ
- 高調波成分の含有率
- 電流と電圧の位相差(力率cosθ) (Correct answer)
- 電力量(kWh)
Correct answer: 電流と電圧の位相差(力率cosθ)
位相計(パワーファクターメーター)は交流回路の電流と電圧の位相差を測定し、力率(cosθ)として表示する計器だ。
Question 22: 電気工事における「停電確認」の手順として正しいものはどれか。
- 工事責任者の口頭確認だけで作業できる
- 検電器を使用して作業箇所の各電線が停電状態であることを確認する (Correct answer)
- 隣接する回路だけ確認すれば十分
- 目視でスイッチがOFFになっていることを確認するだけでよい
Correct answer: 検電器を使用して作業箇所の各電線が停電状態であることを確認する
停電確認は検電器(活線確認器)を用いて実際に作業対象の電線・端子台すべてが停電状態であることを直接確認することが必要だ。
Question 23: コンデンサの特性として正しいものはどれか。
- 直流・交流どちらも通過させる
- 直流は通過させるが交流は遮断する
- 交流は通過させるが直流は遮断する (Correct answer)
- インダクタンスを持つ
Correct answer: 交流は通過させるが直流は遮断する
コンデンサは誘電体で構成され、交流成分は通過させるが直流は定常状態で遮断する特性を持つ。
Question 24: 高所(2m以上)での電気工事作業時に義務付けられている安全対策はどれか。
- ヘルメットのみの着用で十分
- 安全帯(ハーネス型)の着用、作業床・足場の設置または墜落防止措置 (Correct answer)
- 高所作業は原則禁止で地上から実施する
- 作業速度を上げて高所作業時間を短縮する
Correct answer: 安全帯(ハーネス型)の着用、作業床・足場の設置または墜落防止措置
高所(2m以上)の作業では労働安全衛生法により作業床の設置、安全帯(ハーネス型)の使用等の墜落防止措置が義務付けられている。
Question 25: 分電盤において「主幹ブレーカー」の機能として正しいものはどれか。
- すべての分岐回路を統括する入力側の主電源スイッチ兼過電流保護機器 (Correct answer)
- 各回路の電圧を調整するための機器
- 各回路の漏電を検知するための機器
- 電力量を計測するための機器
Correct answer: すべての分岐回路を統括する入力側の主電源スイッチ兼過電流保護機器
主幹ブレーカーは分電盤への電力入力を総括的に制御し、過電流や漏電(漏電保護付きの場合)から分電盤全体を保護する主電源遮断装置だ。
Question 26: 第二種電気工事士免状の更新(更新手続き)について正しいものはどれか。
- 毎年更新費用を支払う必要がある
- 試験を再受験しなければならない
- 免状に有効期限はなく、更新手続きは不要(ただし住所変更等は届出) (Correct answer)
- 5年ごとに更新が必要
Correct answer: 免状に有効期限はなく、更新手続きは不要(ただし住所変更等は届出)
電気工事士免状には有効期限がなく、資格の更新手続きは不要だ(ただし住所変更時は都道府県知事への届出が必要な場合がある)。
Question 27: 接地線を地中に埋設する場合、地表から何cm以上の深さまでを合成樹脂管などで保護しなければならないか。
- 75cm以上
- 100cm以上
- 60cm以上 (Correct answer)
- 30cm以上
Correct answer: 60cm以上
接地線を地中に埋設する場合、地表から60cm以上の深さまでは合成樹脂管(厚さ2mm以上)などで機械的保護が必要。
Question 28: 単相3線式配線の中性線の役割として正しいものはどれか。
- 接地専用の線として使用する
- 100Vと200Vの両方が使える回路を形成し、負荷の中点電位を安定させる (Correct answer)
- 200V回路のみに使用する
- 電流を流すのみで電圧には関係しない
Correct answer: 100Vと200Vの両方が使える回路を形成し、負荷の中点電位を安定させる
単相3線式では電圧線2本と中性線1本を使い、各電圧線と中性線間で100V、2本の電圧線間で200Vを取り出せる。
Question 29: デジタルマルチメーターのダイオードチェック機能で、正常なダイオードを測定したときの結果はどれか。
- 順方向で低い電圧値(0.3〜0.7V)を示し、逆方向でOLまたは無限大になる (Correct answer)
- 順方向・逆方向どちらも同じ値
- 順方向でOL、逆方向で低い値
- どちら方向も0Vになる
Correct answer: 順方向で低い電圧値(0.3〜0.7V)を示し、逆方向でOLまたは無限大になる
正常なダイオードは順バイアス(アノード+)で0.3〜0.7V程度の順方向電圧降下を示し、逆バイアスでは電流が流れず計器がOL(オーバーレンジ)を表示する。
Question 30: 電気工事士が電気工事作業中に守るべき「絶縁工具の使用基準」として正しいものはどれか。
- 絶縁工具は見た目が同じなので普通の工具で代用できる
- 絶縁工具はコスト削減のため必要な時だけ使えばよい
- 絶縁工具の使用は推奨だが義務ではない
- 低圧活線作業(充電部に接近する作業)では必ず使用電圧に対応した絶縁工具を使用しなければならない (Correct answer)
Correct answer: 低圧活線作業(充電部に接近する作業)では必ず使用電圧に対応した絶縁工具を使用しなければならない
低圧活線作業では労働安全衛生規則等により、使用電圧に適した絶縁用保護具・工具(IEC/JIS規格適合品)の使用が義務付けられている。
Question 31: 電気工事中に発生した感電事故の処置として最初にすべきことはどれか。
- 水をかけて冷却する
- 感電者をすぐに両手で引き離す
- まず電源を切り(スイッチオフ)、または絶縁物で感電者を電源から離してから救助する (Correct answer)
- 感電者をそのままにして直ちに救急車を呼ぶだけにする
Correct answer: まず電源を切り(スイッチオフ)、または絶縁物で感電者を電源から離してから救助する
感電者救助の最初の行動は電源遮断で、素手での引き離しは救助者も感電する危険がある。電源が切れない場合は絶縁物(ゴム手袋・乾いた木材等)を使って離す。
Question 32: 接地(アース)工事のE種の接地抵抗値の上限はいくらか。
- 100Ω以下
- 10Ω以下 (Correct answer)
- 1000Ω以下
- 300Ω以下
Correct answer: 10Ω以下
D種接地工事(旧E種接地)の接地抵抗値は100Ω以下、ただし地絡遮断装置付きの場合は500Ω以下とされる。なお問題はE種(旧規格)で10Ω以下を指す。
Question 33: 「アーク閃光(アークフラッシュ)」の危険性について正しい記述はどれか。
- アーク閃光は視覚的に美しいだけで危険はない
- アークフラッシュは分電盤外では発生しない
- 低圧(100V)では発生しない
- 強烈な熱(6000℃超)と光、衝撃波を発生させ、火傷・失明・爆発的損傷を引き起こす危険がある (Correct answer)
Correct answer: 強烈な熱(6000℃超)と光、衝撃波を発生させ、火傷・失明・爆発的損傷を引き起こす危険がある
アークフラッシュ(アーク放電による閃光)は6000℃以上の極高温と強烈な光・衝撃波を生じ、重大な熱傷・失明・爆発的損傷を引き起こす電気工事の重大危険の一つだ。
Question 34: 電気工事士が行う「金属管曲げ加工」に使う工具はどれか。
- ハンマーとアンビル
- バイス(万力)と鑿(のみ)
- 金属管用ベンダー(ヒッキーベンダー) (Correct answer)
- 電動ドリルとドリルビット
Correct answer: 金属管用ベンダー(ヒッキーベンダー)
金属管(鋼管)の曲げ加工にはパイプベンダー(ヒッキーベンダーまたは油圧ベンダー)を使い、管を潰さずに正確な角度で曲げる。
Question 35: 変圧器(トランス)の巻き数比(一次:二次 = 2:1)のとき、電圧の比はどうなるか。
- 巻き数比と電圧の関係はない
- 二次電圧は一次電圧の1/2倍 (Correct answer)
- 一次・二次電圧は同じ
- 二次電圧は一次電圧の2倍
Correct answer: 二次電圧は一次電圧の1/2倍
変圧器では電圧比は巻き数比に比例し、一次:二次の巻き数が2:1なら、電圧比も2:1(二次電圧は一次の半分)になる。
Question 36: 「ケーブルシース(外装)」の剥き長さの基準として、接続部での剥き長さはどのように決めるか。
- 常に5cmが標準
- シースは全部剥くのが基本
- 必要なだけ剥けばよく基準はない
- 接続先の器具・端子に合わせた長さで剥き、過不足ない導体の露出長さにする (Correct answer)
Correct answer: 接続先の器具・端子に合わせた長さで剥き、過不足ない導体の露出長さにする
ケーブルのシース(外装)と絶縁被覆は接続先の器具・端子に合った長さに剥くことが基本で、技能試験では規定の長さからの許容範囲が評価基準になる。
Question 37: ケーブル工事において、ケーブルを造営材に固定する際のステップル(クリップ)の最大間隔はいくらか。
- 0.5m以下
- 3m以下
- 2m以下 (Correct answer)
- 1m以下
Correct answer: 2m以下
ケーブル工事でケーブルを造営材の側面や下面に取り付ける場合、支持点の間隔は2m以下とされている。
Question 38: 電線の許容電流に影響する要素として最も重要なものはどれか。
- メーカーのブランドのみ
- 電線の長さのみ
- 導体の断面積(太さ)と絶縁物の種類・施工方法(束線・管内等) (Correct answer)
- 電線の色のみ
Correct answer: 導体の断面積(太さ)と絶縁物の種類・施工方法(束線・管内等)
電線の許容電流は導体断面積が大きいほど高く、絶縁物(PVC、架橋PE等)の耐熱性、および施工方法(管内・露出・束線)によっても変化する。
Question 39: 絶縁抵抗計(メガー)で絶縁抵抗を測定する際の注意事項として正しいものはどれか。
- 電流が流れているほど正確な測定ができる
- 常温でのみ測定でき、高温では使えない
- 回路の電源を切り、負荷機器を接続した状態から外して測定する (Correct answer)
- 回路に電圧がかかった状態(通電中)で測定する
Correct answer: 回路の電源を切り、負荷機器を接続した状態から外して測定する
絶縁抵抗測定は必ず電源を遮断した状態で行い、測定対象回路から負荷機器(電子機器等)を切り離してから測定する。
Question 40: 電気工事現場における「作業前のKY(危険予知)活動」の目的はどれか。
- 作業員の体力測定のため
- 作業開始前に潜在する危険を洗い出して予防措置を確認し事故を防ぐため (Correct answer)
- 工程表を確認するため
- 作業の完了時間を短縮するため
Correct answer: 作業開始前に潜在する危険を洗い出して予防措置を確認し事故を防ぐため
KY(危険予知)活動は作業開始前に作業員全員で潜在危険を発見し、対策を共有することで事故・ケガを未然に防ぐ安全活動だ。
Question 41: 電気工事の接地工事において、C種接地工事の接地抵抗値はいくらか。
- 300Ω以下
- 3Ω以下
- 10Ω以下 (Correct answer)
- 100Ω以下
Correct answer: 10Ω以下
C種接地工事は使用電圧300V超の低圧機器の金属外箱等に施し、接地抵抗は10Ω以下(地絡遮断装置付きの場合は500Ω以下)とされる。
Question 42: 第二種電気工事士の筆記試験の合格基準(合格ライン)はどれか。
- 50点以上
- 全問正解が必要
- 平均点以上であること
- 60点以上(正解率60%以上) (Correct answer)
Correct answer: 60点以上(正解率60%以上)
第二種電気工事士筆記試験の合格基準は全50問(2点×50問=100点満点)中60点(30問正解)以上であることだ。
Question 43: A種接地工事に使用する接地線(軟銅線)の最小太さはどれか。
- 直径1.6mm
- 直径2.0mm
- 直径4.0mm
- 直径2.6mm (Correct answer)
Correct answer: 直径2.6mm
A種接地工事の接地線には直径2.6mm以上の軟銅線を使用することが規定されている。
Question 44: 乾燥した場所での金属管工事において、管の長さが何m以下の場合にD種接地工事を省略できるか。
- 4m以下
- 8m以下 (Correct answer)
- 2m以下
- 10m以下
Correct answer: 8m以下
乾燥した場所において、管の長さが8m以下の金属管工事ではD種接地工事を省略できる。
Question 45: 「リモコンリレー」を使った配線とその主な目的として正しいものはどれか。
- 遠隔地から低電圧の信号で複数の照明回路を一括制御するため (Correct answer)
- 漏電を自動的に検知するため
- 高い周波数の電流を分離するため
- 単相3線式の不平衡を防ぐため
Correct answer: 遠隔地から低電圧の信号で複数の照明回路を一括制御するため
リモコンリレーシステムは低電圧(AC24V)の制御信号で、離れた場所の複数の照明回路を一括してON/OFFできる遠隔制御システムだ。
Question 46: 「位相電圧テスト(相順確認)」の目的はどれか。
- 漏電電流の方向を確認するため
- 変圧器の一次・二次の絶縁確認のため
- 三相電動機の正転・逆転を決める相の順序(U・V・W)を確認するため (Correct answer)
- 単相回路の接地確認のため
Correct answer: 三相電動機の正転・逆転を決める相の順序(U・V・W)を確認するため
三相回路の相順(相回転)確認は、三相電動機の回転方向が設計通り(正転)になるよう配線の相順(U・V・W)を確認するために行う。
Question 47: 電気工事用の「絶縁手袋」を使用する際の注意点はどれか。
- 使用前に膨らませて確認(ピンホール・亀裂のチェック)し、使用電圧に対応した等級のものを使う (Correct answer)
- サイズは特に気にしなくてよい
- 使用前の点検は省略してよい
- 普通のゴム手袋でも代用できる
Correct answer: 使用前に膨らませて確認(ピンホール・亀裂のチェック)し、使用電圧に対応した等級のものを使う
絶縁手袋は使用前に内部に空気を入れ(膨らませ)ピンホールや亀裂がないか確認し、作業する電圧に対応した等級(低圧用・高圧用等)のものを選ぶ。
Question 48: 金属製外箱をもつ電気機器で接地工事が省略できる条件として正しいものはどれか。
- 屋内に設置する機器
- 二重絶縁構造の機器 (Correct answer)
- 電源電圧が100Vの機器
- 単相3線式回路の機器
Correct answer: 二重絶縁構造の機器
二重絶縁構造(保護絶縁)の電気機器は、外箱が絶縁体で覆われているため接地工事を省略できる。
Question 49: 電気工事現場における「ロック・アウト/タグ・アウト(LOTO)」の手順の目的はどれか。
- 工事の進捗を管理するため
- 完成した回路の通電試験のため
- 電源を施錠・標示して他の作業員が誤って通電しないようにし、作業者を感電から守るため (Correct answer)
- 電気材料の盗難を防ぐため
Correct answer: 電源を施錠・標示して他の作業員が誤って通電しないようにし、作業者を感電から守るため
LOTO(ロックアウト・タグアウト)は電源開閉器に施錠(Lock Out)と警告タグ(Tag Out)を付け、第三者の誤操作による不意の通電を防止して作業者の安全を確保する手順だ。
Question 50: 金属管をボックスに接続する際に使う部品はどれか。
- 圧着スリーブとリングスリーブ
- コネクタとロックナット (Correct answer)
- ブレーカーとコンセント
- プラスチックタイとクリップ
Correct answer: コネクタとロックナット
金属管をアウトレットボックスに接続する際はコネクタを使って管端を保護し、ロックナットでボックス外側から締め付け固定する。
第二種電気工事士 筆記試験
第二種電気工事士の筆記試験(学科試験)は、一般用電気工作物の工事に必要な電気の基礎理論、配線図の読み方、施工方法、法令などの知識を問う国家試験です。合格後に実技試験(技能試験)に合格することで資格が取得できます。
Exam Rules
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