介護福祉士国家試験 - Care Worker National Exam コミュニケーション技術 2 — Questions and Answers
Question 1: 「傾聴」の技法として正しいものはどれか。
- 利用者の話を途中で遮り、素早く問題解決の提案をする
- 利用者の感情や考えを判断・評価しながら聞く
- 利用者のペースに合わせ、共感的な態度でうなずきながら話を聞く (Correct answer)
- 利用者の話が終わるまで、一切反応を示さずに待つ
Correct answer: 利用者のペースに合わせ、共感的な態度でうなずきながら話を聞く
傾聴とは、利用者のペースに合わせてうなずきや相づちなどを用いながら共感的に話を聞く技法です。話を途中で遮ったり、評価・判断しながら聞くことは傾聴の姿勢に反します。
Question 2: 「閉じた質問(クローズドクエスチョン)」の特徴として正しいものはどれか。
- 利用者が自分の感情や考えを自由に表現しやすい
- 「はい」「いいえ」や短い言葉で答えられる (Correct answer)
- 利用者の価値観や人生観を引き出すのに適している
- 会話を広げるために有効な質問形式である
Correct answer: 「はい」「いいえ」や短い言葉で答えられる
閉じた質問は「はい」「いいえ」など短い言葉で答えられる質問形式で、事実確認や緊急時の情報収集に有効です。感情の表出や会話を広げる目的には開かれた質問が適しています。
Question 3: 難聴のある高齢者とコミュニケーションをとる際の対応として適切なものはどれか。
- 後ろから突然話しかけ、手短に用件を伝える
- 耳元でできるだけ大声を張り上げて話す
- 正面から視線を合わせ、ゆっくりはっきりとした口調で話しかける (Correct answer)
- 早口で多くの情報を一度に伝えるようにする
Correct answer: 正面から視線を合わせ、ゆっくりはっきりとした口調で話しかける
難聴のある高齢者には、正面から視線を合わせ、ゆっくり・はっきりとした口調で話しかけることが基本です。後ろから声をかけると驚かせてしまい、耳元での怒鳴り声は不快感を与えます。
Question 4: コミュニケーションにおける「ラポール」の説明として正しいものはどれか。
- 支援者が利用者に一方的に情報を提供すること
- 介護者が専門知識を権威的に伝えること
- 支援者と利用者の間に築かれる信頼関係・親和感のこと (Correct answer)
- 利用者の問題点を記録・分析すること
Correct answer: 支援者と利用者の間に築かれる信頼関係・親和感のこと
ラポールとは、支援者と利用者の間に形成される信頼関係や親和感のことです。良好なラポールが築かれると、利用者は安心して自分の気持ちや状況を話せるようになります。
Question 5: コミュニケーション技法の「繰り返し(リフレクション)」の説明として正しいものはどれか。
- 利用者の話を要約して新しい解釈を加えること
- 支援者の意見を利用者に繰り返し伝えること
- 同じ質問を何度も繰り返して確認すること
- 利用者が述べた言葉や感情をそのまま、または言い換えて返すこと (Correct answer)
Correct answer: 利用者が述べた言葉や感情をそのまま、または言い換えて返すこと
繰り返し(リフレクション)は、利用者が言った言葉や感情をそのまま、または言い換えて返す技法です。利用者は「聞いてもらえている」と感じ、自己理解も深まる効果があります。
Question 6: 失語症のある利用者とのコミュニケーションとして適切なものはどれか。
- 言葉が出ないため会話をあきらめ、筆談だけで対応する
- 利用者が言葉を探しているときはすぐに言葉を補って代わりに答える
- 絵カードや写真を活用し、利用者のペースに合わせてコミュニケーションをとる (Correct answer)
- 複雑で長い文章を使って説明し、理解力の向上をはかる
Correct answer: 絵カードや写真を活用し、利用者のペースに合わせてコミュニケーションをとる
失語症のある利用者には、絵カードや写真などの代替コミュニケーション手段を活用することが有効です。また、言葉を急かしたり代わりに答えたりせず、利用者のペースを尊重することが大切です。
「傾聴」の技法として正しいものはどれか。