応用情報技術者試験 - Applied Information Technology Engineer Computer Networks Questions and Answers — Questions and Answers
Question 1: ある組織にIPアドレスブロック 192.168.1.0/24 が割り当てられている。このネットワークを、少なくとも6つのサブネットに分割する必要が生じた。この要件を満たすサブネットマスクとして、最も適切なものはどれか。
- 255.255.255.192
- 255.255.255.224 (Correct answer)
- 255.255.255.240
- 255.255.255.248
Correct answer: 255.255.255.224
元のネットワークは/24なので、ホスト部は8ビットです。6つのサブネットを作成するには、2のn乗が6以上となる最小のnが必要です。2^2=4(不足)、2^3=8(充足)なので、ホスト部から3ビットをサブネット用に借用する必要があります。これにより、サブネットマスクは元の24ビットに3ビットを加えて/27となります。/27を10進数で表記すると 255.255.255.(128+64+32) = 255.255.255.224 となります。255.255.255.192は/26(2ビット借用、4サブネット)、255.255.255.240は/28(4ビット借用、16サブネット)、255.255.255.248は/29(5ビット借用、32サブネット)です。
Question 2: 「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(特定電子メール法)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 受信者が事前に送信の同意をしていない限り、広告宣伝メールを送信してはならないという「オプトイン方式」を原則としている。 (Correct answer)
- 送信元メールアドレスを偽ることは推奨されないが、法律で明確に禁止されているわけではない。
- 法人から個人へのメールのみが規制対象であり、法人間のメールは対象外である。
- 広告宣伝メールの本文中に、受信拒否の通知先(オプトアウト)を表示する必要はない。
Correct answer: 受信者が事前に送信の同意をしていない限り、広告宣伝メールを送信してはならないという「オプトイン方式」を原則としている。
特定電子メール法は、原則として送信に同意した者に対してのみ広告宣伝メールの送信を認める「オプトイン規制」を導入しています。 送信者情報を偽った送信は明確に禁止されており罰則の対象となります。 また、非営利団体などを除く営利目的のメールであれば、法人・個人を問わず規制対象となります。受信者が容易に受信拒否の通知ができるよう、その手段を表示することも義務付けられています。
Question 3: OSI基本参照モデルとネットワーク機器の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 物理層(第1層) - ルータ
- データリンク層(第2層) - リピータ
- ネットワーク層(第3層) - L3スイッチ (Correct answer)
- トランスポート層(第4層) - L2スイッチ
Correct answer: ネットワーク層(第3層) - L3スイッチ
各機器が主として動作するOSI基本参照モデルの層は以下の通りです。L3スイッチは、IPアドレスを見てルーティング(経路選択)を行うため、ネットワーク層で動作します。 ルータも同様にネットワーク層の機器です。リピータは信号を増幅・再生する物理層の機器です。 L2スイッチはMACアドレスを見てスイッチングを行うデータリンク層の機器です。 トランスポート層では、主にL4スイッチやファイアウォールなどが動作します。
Question 4: 家庭や小規模なオフィスなどで、複数のPCが持つプライベートIPアドレスを、ルータが持つ一つのグローバルIPアドレスに変換し、同時にインターネット接続を可能にする技術はどれか。この変換の際に、IPアドレスだけでなくポート番号も書き換えることで複数を識別する。
- ARP (Address Resolution Protocol)
- DNS (Domain Name System)
- DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
- NAPT (Network Address Port Translation) (Correct answer)
Correct answer: NAPT (Network Address Port Translation)
NAPT(Network Address Port Translation)は、IPアドレスとポート番号をセットで変換することにより、一つのグローバルIPアドレスで複数のプライベートIPアドレスを持つ端末が同時にインターネットに接続することを可能にする技術です。 日本ではIPマスカレードとも呼ばれます。 ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決するプロトコル、DNSはドメイン名からIPアドレスを解決するプロトコル、DHCPはPCなどにIPアドレスを自動で割り当てるプロトコルです。
Question 5: 無線LANのセキュリティ規格に関する記述のうち、最も新しい世代の規格であり、脆弱性が発見されたWPA2の後継として、より強力な暗号化方式などを採用しているものはどれか。
- WEP
- WPA
- WPA3 (Correct answer)
- EAP
Correct answer: WPA3
WPA3は、2018年にWi-Fi Allianceによって発表された最新の無線LANセキュリティ規格です。 広く普及しているWPA2で発見された脆弱性(KRACKsなど)への対策が施されており、より強固な暗号化や認証技術が採用されています。 WEPは最も古く深刻な脆弱性があり、WPAはWEPの次に登場した過渡的な規格です。EAPは認証方式の一つであり、WPA2/WPA3のエンタープライズモードなどで利用されますが、セキュリティ規格そのものを指すものではありません。
Question 6: WebブラウザにURL(例: https://www.example.jp)を入力してWebサイトを閲覧する際、通信の初期段階で、ホスト名'www.example.jp'に対応するIPアドレスを問い合わせるために利用されるプロトコルはどれか。
- SMTP
- HTTP
- DNS (Correct answer)
- FTP
Correct answer: DNS
コンピュータがインターネット上で通信するためには、相手のIPアドレスが必要です。人間が利用する'www.example.jp'のようなドメイン名(ホスト名)から、対応するIPアドレスを調べる仕組みを名前解決といい、そのために使われるプロトコルがDNS(Domain Name System)です。HTTPはWebコンテンツの送受信、SMTPは電子メールの送信、FTPはファイル転送に利用されるプロトコルであり、いずれも通信相手のIPアドレスが判明した後に使用されます。
ある組織にIPアドレスブロック 192.168.1.0/24 が割り当てられている。このネットワークを、少なくとも6つのサブネットに分割する必要が生じた。この要件を満たすサブネットマスクとして、最も適切なものはどれか。