ITパスポート テクノロジ系(データ活用) 2 — Questions and Answers
Question 1: 公開鍵暗号方式の特徴として正しいものはどれか。
- 暗号化に使う公開鍵と復号に使う秘密鍵のペアを使い安全に鍵を配送できる (Correct answer)
- 送受信者が同じ鍵を共有する共通鍵方式より処理が速い
- 鍵の配送問題を解決するが暗号化の処理速度は共通鍵より遅い
- 秘密鍵のみを使用して暗号化と復号の両方を行う
Correct answer: 暗号化に使う公開鍵と復号に使う秘密鍵のペアを使い安全に鍵を配送できる
公開鍵暗号(RSA等)は公開鍵で暗号化・秘密鍵で復号する非対称方式。鍵配送問題を解決するが処理が重い。SSL/TLSでは鍵交換のみに使い、実際の暗号化は共通鍵を用いる。
Question 2: デジタル署名の主な目的として正しいものはどれか。
- 送信者の秘密鍵で署名し受信者が公開鍵で検証することで送信者の正当性と改ざん検出を行う (Correct answer)
- メッセージを暗号化して盗聴を防止する
- パスワードを安全に送信する
- 通信経路を暗号化する
Correct answer: 送信者の秘密鍵で署名し受信者が公開鍵で検証することで送信者の正当性と改ざん検出を行う
デジタル署名は送信者が秘密鍵でハッシュに署名し、受信者が公開鍵で検証することで「なりすまし防止(認証)」「改ざん検出(完全性)」「否認防止」を実現する。
Question 3: ハッシュ関数の性質として正しいものはどれか。
- 同じ入力から常に同じ出力(ハッシュ値)を生成し、ハッシュ値から元データを復元することが計算上不可能 (Correct answer)
- 同じ入力から毎回異なる値を生成する
- 元データのサイズに比例したハッシュ値を生成する
- ハッシュ値から元データを復元できる
Correct answer: 同じ入力から常に同じ出力(ハッシュ値)を生成し、ハッシュ値から元データを復元することが計算上不可能
ハッシュ関数は可変長の入力から固定長のハッシュ値を生成し、一方向性(逆算不可)・衝突困難性を持つ。SHA-256等がパスワード保存・電子署名・整合性確認に使われる。
Question 4: IDS(侵入検知システム)とIPS(侵入防止システム)の違いとして正しいものはどれか。
- IDSは検知して警告するだけで、IPSは検知後に自動的に通信を遮断する (Correct answer)
- IPSはネットワーク外の監視、IDSは内部の監視を行う
- IDSはリアルタイム、IPSは事後分析を行う
- 両者は全く同じ機能を持つ別名
Correct answer: IDSは検知して警告するだけで、IPSは検知後に自動的に通信を遮断する
IDS(Intrusion Detection System)は不正アクセス・攻撃を検知してアラートを発するのみ。IPS(Intrusion Prevention System)は検知後に通信を自動遮断・ブロックする点が異なる。
Question 5: WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の説明として正しいものはどれか。
- HTTPトラフィックを解析してSQLインジェクション・XSS等のWebアプリ攻撃を検知・防御する (Correct answer)
- IPアドレスとポートのみを基準にパケットを制御する従来型ファイアウォール
- ネットワーク全体のトラフィックを暗号化する装置
- 無線LANのアクセス制御を行うシステム
Correct answer: HTTPトラフィックを解析してSQLインジェクション・XSS等のWebアプリ攻撃を検知・防御する
WAF(Web Application Firewall)はHTTP/HTTPSを解析し、アプリケーション層の攻撃(SQLインジェクション・XSS・CSRFなど)を検知・ブロックする。従来FWでは防げない攻撃に対応。
Question 6: クロスサイトスクリプティング(XSS)の説明として正しいものはどれか。
- 悪意あるスクリプトをWebサイトに埋め込み、閲覧した利用者のブラウザ上で実行させる攻撃 (Correct answer)
- Webサーバー自体に直接不正アクセスする攻撃
- SQLを使ってデータベースを操作する攻撃
- 通信を傍受して認証情報を盗む攻撃
Correct answer: 悪意あるスクリプトをWebサイトに埋め込み、閲覧した利用者のブラウザ上で実行させる攻撃
XSS(Cross-Site Scripting)は脆弱なWebサイトに悪意あるJavaScriptを埋め込み、ユーザーのCookieセッション盗取・フィッシングページ表示等を実行させる攻撃。
公開鍵暗号方式の特徴として正しいものはどれか。