ITパスポート マネジメント系:サービス管理 4 — Questions and Answers
Question 1: IT統制のうち「全般統制」の説明として正しいものはどれか。
- ITシステム全体に影響を与える基盤的な統制(アクセス管理・変更管理・運用管理等) (Correct answer)
- 特定のアプリケーション処理の正確性を確保する統制
- 財務諸表の数値を確認する統制
- 個々のトランザクションを検証する統制
Correct answer: ITシステム全体に影響を与える基盤的な統制(アクセス管理・変更管理・運用管理等)
全般統制(General Controls)はシステム開発・変更管理・アクセス制御・物理的セキュリティ等、ITシステム全体に適用される基盤的な統制。アプリケーション統制の前提となる。
Question 2: サービスデスクの組織形態のうち「中央集権型」の特徴として正しいものはどれか。
- 一箇所に集約して効率よくサポートを提供するが、現地対応の柔軟性が低い (Correct answer)
- 各拠点にサービスデスクを設置して現地対応を充実させる
- 特定の専門家グループが特定技術の問い合わせのみを担当する
- 24時間対応のため複数拠点をローテーションする
Correct answer: 一箇所に集約して効率よくサポートを提供するが、現地対応の柔軟性が低い
中央集権型サービスデスクは1箇所(または少数拠点)に集約することで人員効率・一貫性・コスト効率が高まるが、現地言語・時差・現地訪問対応が難しくなる。
Question 3: アウトソーシングのメリットとして最も適切なものはどれか。
- コア業務に経営資源を集中でき、専門業者のノウハウとスケールメリットを活用できる (Correct answer)
- すべての業務品質が自社管理より必ず向上する
- 長期的にコストが上昇するリスクがない
- 情報セキュリティリスクが完全に排除される
Correct answer: コア業務に経営資源を集中でき、専門業者のノウハウとスケールメリットを活用できる
アウトソーシングの主なメリットはコア業務への集中・変動コスト化・専門業者スキル活用・スピード感。一方でベンダー依存・セキュリティリスク・品質管理の難しさも伴う。
Question 4: IT-BCPのテスト手法のうち「フルインタラプションテスト」の説明として正しいものはどれか。
- 本番システムを実際に停止させてバックアップシステムへの切り替えを実際に検証する最も現実に近いテスト (Correct answer)
- 計画書の内容を机上で確認するだけのテスト
- バックアップシステムのみを稼働させて本番は停止させないテスト
- 一部システムのみを対象にした限定的なテスト
Correct answer: 本番システムを実際に停止させてバックアップシステムへの切り替えを実際に検証する最も現実に近いテスト
フルインタラプションテスト(完全切替テスト)は本番システムを実際に停止しバックアップへの完全切替を検証する最もリアルなBCPテスト。リスクが高いため入念な計画が必要。
Question 5: サービスマネジメントシステムの国際標準規格はどれか。
- ISO/IEC 20000 (Correct answer)
- ISO/IEC 27001
- ISO 9001
- COBIT
Correct answer: ISO/IEC 20000
ISO/IEC 20000はITサービスマネジメントシステム(ITSMS)の国際標準規格。ITILのベストプラクティスと整合しており、認証取得でSM成熟度を示せる。
Question 6: ファシリティ管理(施設管理)においてデータセンターの「PUE」の説明として正しいものはどれか。
- データセンター全体の消費電力÷IT機器の消費電力で算出するエネルギー効率指標 (Correct answer)
- サーバーの処理能力の指標
- ネットワーク帯域幅の利用率
- データセンターの床面積あたりのサーバー台数
Correct answer: データセンター全体の消費電力÷IT機器の消費電力で算出するエネルギー効率指標
PUE(Power Usage Effectiveness)はデータセンター全体の消費電力をIT機器の消費電力で割った値。1.0が理想(IT以外の電力ゼロ)で、1.2〜1.5が優れたDCの目安。
IT統制のうち「全般統制」の説明として正しいものはどれか。