衛生管理者 健康管理 3 — Questions and Answers
Question 1: 産業医の専属義務が課される事業場の規模として正しいものはどれか。
- 常時1000人以上(特定有害業務は500人以上)の労働者を使用する事業場 (Correct answer)
- 常時100人以上の労働者を使用する事業場
- 常時50人以上の労働者を使用する事業場
- 常時300人以上の労働者を使用する事業場
Correct answer: 常時1000人以上(特定有害業務は500人以上)の労働者を使用する事業場
産業医の専属義務は常時1000人以上の労働者を使用する事業場、および特定の有害業務(深夜業・有害物質業務等)に常時500人以上の労働者を使用する事業場に課されています。
Question 2: 生活習慣病の予防に関して、特定保健指導の対象者として正しいものはどれか。
- 特定健康診査(メタボ健診)でメタボリックシンドロームと診断された者や予備群 (Correct answer)
- 全ての健康診断受診者
- 医師が必要と判断した全ての患者
- 40歳未満の労働者全員
Correct answer: 特定健康診査(メタボ健診)でメタボリックシンドロームと診断された者や予備群
特定保健指導の対象者は特定健康診査(40〜74歳が対象)の結果、メタボリックシンドロームと判定された者(積極的支援)または予備群と判定された者(動機付け支援)です。
Question 3: 職場復帰支援(メンタルヘルス疾患による休業後)の「5つのステップ」の第1ステップとして正しいものはどれか。
- 病気休業開始および休業中のケア (Correct answer)
- 職場復帰の準備
- 職場復帰の可否判断
- 職場復帰後のフォローアップ
Correct answer: 病気休業開始および休業中のケア
厚生労働省の職場復帰支援の手引きにおける5つのステップは、第1ステップ:病気休業開始および休業中のケア→第2:主治医による職場復帰可能の判断→第3:職場復帰の可否判断→第4:最終判断→第5:職場復帰後フォローアップです。
Question 4: 健康診断における腹囲測定の目的として正しいものはどれか。
- 内臓脂肪の蓄積状態を評価し、メタボリックシンドロームのリスクを判定するため (Correct answer)
- 皮下脂肪量を直接測定するため
- 腸の健康状態を評価するため
- 身長・体重と組み合わせてBMIを計算するため
Correct answer: 内臓脂肪の蓄積状態を評価し、メタボリックシンドロームのリスクを判定するため
腹囲測定はウエスト周囲径を測定することで内臓脂肪型肥満の指標とし、メタボリックシンドロームの診断基準として使用されます。内臓脂肪は心血管疾患・糖尿病等のリスクと強く関連します。
Question 5: 喫煙の健康影響として正しいものはどれか。
- 喫煙は肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、心血管疾患など多くの疾患リスクを高める (Correct answer)
- 喫煙は肺への影響のみで心血管系への影響はない
- ニコチンは毒性がなく依存性もない
- 低タールたばこは健康への影響が全くない
Correct answer: 喫煙は肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、心血管疾患など多くの疾患リスクを高める
喫煙は肺がん(喫煙者は非喫煙者の約4〜5倍のリスク)、COPD、虚血性心疾患、脳卒中、口腔がん、膀胱がんなど多岐にわたる疾患リスクを高めます。ニコチンには強い依存性があります。
Question 6: 睡眠の健康管理上の重要性として正しいものはどれか。
- 睡眠不足は免疫機能低下、生活習慣病リスク上昇、作業能率低下、メンタルヘルス悪化に関連する (Correct answer)
- 成人の最適睡眠時間は全員6時間である
- 昼寝は夜間睡眠の質を必ず低下させる
- 睡眠薬の使用は産業保健上の問題はない
Correct answer: 睡眠不足は免疫機能低下、生活習慣病リスク上昇、作業能率低下、メンタルヘルス悪化に関連する
睡眠不足・睡眠障害は免疫機能低下、肥満・糖尿病・高血圧等の生活習慣病、作業能率・認知機能の低下、うつ病等精神疾患と強く関連します。成人の必要睡眠時間は個人差があり一般に7〜9時間とされます。
産業医の専属義務が課される事業場の規模として正しいものはどれか。