衛生管理者 作業管理 4 — Questions and Answers
Question 1: 夜間作業(深夜業)に従事する労働者の健康管理として、法令上必要な健康診断はどれか。
- 6ヶ月以内ごとに1回の定期健康診断(深夜業従事者は項目が追加される場合がある) (Correct answer)
- 年1回の一般定期健康診断のみで深夜業に関する特別規定はない
- 3年に1回の健康診断で足りる
- 健康診断は事業者の任意で実施頻度を決められる
Correct answer: 6ヶ月以内ごとに1回の定期健康診断(深夜業従事者は項目が追加される場合がある)
深夜業に従事する労働者(週1回以上または月4回以上深夜業に従事)は6ヶ月以内ごとに1回の健康診断が必要です(一般定期健康診断は年1回)。深夜業従事者には自発的健康診断制度もあります。
Question 2: 作業における「エラープルーフ(フールプルーフ)」の概念として正しいものはどれか。
- 誤った操作をしても危険が生じないよう機械・設備を設計する考え方 (Correct answer)
- 作業者を厳しく教育して人為ミスをゼロにする考え方
- ミスが起きた場合に作業者を罰則で管理する考え方
- 高度な技術者のみが作業を行い一般作業者を排除する考え方
Correct answer: 誤った操作をしても危険が生じないよう機械・設備を設計する考え方
フールプルーフ(エラープルーフ)は、誤った操作をしても機械・設備が危険な状態にならないよう設計する(人間工学的)考え方です。間違いが起きにくい設計、間違えても被害が出ない設計が含まれます。
Question 3: 職場における熱中症予防のための暑さ指数(WBGT)の活用方法として正しいものはどれか。
- WBGTの基準値は作業強度(代謝率水準)によって異なる (Correct answer)
- WBGTは気温のみで計算できる
- WBGT値が基準を下回っていれば熱中症対策は不要である
- WBGTは屋内作業には適用できない
Correct answer: WBGTの基準値は作業強度(代謝率水準)によって異なる
WBGTの基準値は作業強度(代謝率水準:安静・低・中・高・極高)によって異なります。軽作業より重作業の方が体内熱産生が多いため、より低いWBGT値でも熱中症リスクが高まります。
Question 4: 人間工学的アプローチによる作業管理の改善として適切なものはどれか。
- 作業台の高さを作業者の身体寸法に合わせて調整する (Correct answer)
- 全員に同一の作業台高さを使用し標準化する
- 作業台は低いほど作業効率が良い
- 作業台の高さは法令で一律に決められている
Correct answer: 作業台の高さを作業者の身体寸法に合わせて調整する
人間工学的作業管理では、作業者の身体寸法(身長・リーチ等)に合わせて作業台高さを調整することが重要です。不適切な高さは筋骨格系障害の原因となります。
Question 5: 特定業務従事者の健康診断(特殊健康診断)が必要な業務として誤っているものはどれか。
- 一般的な事務処理業務(コンピューター入力等) (Correct answer)
- 鉛業務
- 有機溶剤業務
- 電離放射線業務
Correct answer: 一般的な事務処理業務(コンピューター入力等)
特殊健康診断は特定の有害業務(鉛・有機溶剤・特定化学物質・電離放射線・高気圧業務など)従事者に必要です。一般的な事務処理業務(コンピューター入力等)は特殊健康診断の対象外です(VDT作業ガイドラインの健康診断はあり)。
Question 6: 労働者の過重労働による健康障害防止のため、時間外・休日労働が月80時間を超えた場合に行われる措置として正しいものはどれか。
- 労働者の申し出に基づき産業医による面接指導を実施する (Correct answer)
- 全員を即時に自宅待機とする
- 事業者が独自判断で健康診断を実施する
- 時間外労働の届け出のみで医療的対応は不要
Correct answer: 労働者の申し出に基づき産業医による面接指導を実施する
過重労働対策として、時間外・休日労働が月80時間を超えた場合、労働者からの申し出に基づき産業医等による面接指導を実施し、その結果を踏まえて就業上の措置を検討することが義務付けられています。
夜間作業(深夜業)に従事する労働者の健康管理として、法令上必要な健康診断はどれか。