衛生管理者 労働衛生(作業環境管理) 4 — Questions and Answers
Question 1: 騒音性難聴の特徴として正しいものはどれか。
- 4000Hz付近の高周波数域から聴力低下が始まる (Correct answer)
- 低周波数域から聴力低下が始まる
- 突然発症し、治療で完全回復する
- 片耳だけに発症することが多い
Correct answer: 4000Hz付近の高周波数域から聴力低下が始まる
騒音性難聴は4000Hz付近(c5-dip)から聴力低下が始まる特徴があります。両耳性で徐々に進行し、初期は会話音域への影響が少ないため気づきにくく、一度発症すると回復しにくい特徴があります。
Question 2: 熱中症の分類(Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度)のうち、最も重症のⅢ度の症状として正しいものはどれか。
- 意識障害、けいれん、高体温(40℃以上) (Correct answer)
- 大量の発汗と脱力感
- めまいと立ちくらみ
- こむら返りと筋肉痛
Correct answer: 意識障害、けいれん、高体温(40℃以上)
熱中症Ⅲ度(重症)は意識障害、けいれん、体温の高度上昇(40℃以上)が特徴です。入院治療が必要で、死亡することもある最も重篤な状態です。
Question 3: 化学物質による皮膚障害のうち、接触性皮膚炎の種類として正しいものはどれか。
- 刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎の2種類がある (Correct answer)
- アレルギー性接触皮膚炎のみ
- 刺激性接触皮膚炎のみ
- 光接触皮膚炎のみ
Correct answer: 刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎の2種類がある
接触性皮膚炎には刺激性接触皮膚炎(化学物質の直接刺激によるもの、初回接触でも発症する)とアレルギー性接触皮膚炎(感作後の再接触で発症する免疫反応)の2種類があります。
Question 4: 腰痛の予防対策として最も重要な作業管理はどれか。
- 重量物取り扱いの際の作業姿勢の改善と補助具の使用 (Correct answer)
- 腰痛体操を就業中に必ず実施する
- 重量物の重さ制限は設けない
- 腰痛は個人差があるため集団対策は不要である
Correct answer: 重量物取り扱いの際の作業姿勢の改善と補助具の使用
腰痛予防の最も重要な作業管理は、重量物取り扱い時の作業姿勢改善(前傾姿勢・ねじり動作の回避)と台車・リフターなどの補助具の使用です。重量物の重さ制限も重要な対策です。
Question 5: 電離放射線の被ばく線量の単位として、人体への影響を評価するために使用される単位はどれか。
- シーベルト(Sv) (Correct answer)
- グレイ(Gy)
- ベクレル(Bq)
- キュリー(Ci)
Correct answer: シーベルト(Sv)
シーベルト(Sv)は放射線の人体への影響を評価する単位で、実効線量や等価線量に使用されます。グレイは吸収線量、ベクレルは放射能(放射性物質の量)の単位です。
Question 6: 職業性疾病の予防における「3管理」の組み合わせとして正しいものはどれか。
- 作業環境管理・作業管理・健康管理 (Correct answer)
- 施設管理・設備管理・人員管理
- 安全管理・衛生管理・健康管理
- 環境測定・保護具管理・教育管理
Correct answer: 作業環境管理・作業管理・健康管理
職業性疾病予防における労働衛生の3管理は、作業環境管理(有害因子を減らす)・作業管理(作業方法を改善する)・健康管理(健康状態を管理する)です。
騒音性難聴の特徴として正しいものはどれか。