危険物乙4 危険物取扱者の義務 2 — Questions and Answers
Question 1: 移動タンク貯蔵所(タンクローリー)の構造基準として正しいものはどれか。
- タンク容量4000L以下ごとに区切り板(仕切り)を設け、各室に安全装置を設ける (Correct answer)
- タンクに区切りは不要
- 容量制限はない
- タンクの材質は木材でもよい
Correct answer: タンク容量4000L以下ごとに区切り板(仕切り)を設け、各室に安全装置を設ける
移動タンク貯蔵所のタンクは内部を4000L以下ごとに仕切り板で分割し、各室に安全弁・マンホール等を設けます。これにより走行中の液体移動(スロッシング)による転倒を防ぎます。
Question 2: 危険物施設の「採光・照明設備」の基準として正しいものはどれか。
- 危険物取扱い場所には安全な作業のための十分な採光・照明が必要で、電気設備は防爆型にする (Correct answer)
- 照明は一般建物と同じでよい
- 危険物施設に照明の規定はない
- 蛍光灯は全て禁止
Correct answer: 危険物取扱い場所には安全な作業のための十分な採光・照明が必要で、電気設備は防爆型にする
危険物施設の採光・照明設備は安全な作業と点検のために十分な明るさが必要です。電気設備は可燃性蒸気が存在する可能性があるため防爆構造とする必要があります。
Question 3: 屋外貯蔵所で貯蔵できる危険物として正しいものはどれか。
- 第2類の硫黄・引火性固体(引火点0℃以上)・第4類の第二石油類以上 (Correct answer)
- すべての類の危険物
- 第4類の特殊引火物
- 第1類・第6類の酸化性物質
Correct answer: 第2類の硫黄・引火性固体(引火点0℃以上)・第4類の第二石油類以上
屋外貯蔵所で貯蔵できる危険物は限定されており、硫黄・第2類の引火性固体(引火点0℃以上のもの)・第4類の第二石油類以上(引火点21℃以上)等が主な対象です。引火点の低いものは不可です。
Question 4: 危険物施設における「配管」の基準として正しいものはどれか。
- 危険物の流れる配管は材質・強度・耐食性について規格に適合し、適切に支持する (Correct answer)
- 配管の材質に制限はない
- ビニール管でも問題ない
- 配管の点検義務はない
Correct answer: 危険物の流れる配管は材質・強度・耐食性について規格に適合し、適切に支持する
危険物用配管は材質(金属・ポリエチレン等の適切な材質)・強度・耐食性についての規格適合が必要です。接続部からの漏れを防ぐフランジ・溶接等の適切な接続と定期点検が義務付けられています。
Question 5: 簡易タンク貯蔵所の容量制限として正しいものはどれか。
- 1基あたり600L以下、3基まで設置可能 (Correct answer)
- 1基あたり2000L以下
- 容量制限はない
- 1基のみ設置可能
Correct answer: 1基あたり600L以下、3基まで設置可能
簡易タンク貯蔵所は1基の容量600L以下で、同一場所に3基まで設置できます(合計1800L以下)。地上の簡易なタンクで危険物を貯蔵する施設です。
Question 6: 危険物施設の「避雷設備(避雷針)」の設置が必要な施設として正しいものはどれか。
- 指定数量の10倍以上の危険物を取り扱う製造所等(ただし周囲の状況で不要な場合あり) (Correct answer)
- すべての危険物施設
- 屋外タンク貯蔵所のみ
- 避雷設備の設置規定はない
Correct answer: 指定数量の10倍以上の危険物を取り扱う製造所等(ただし周囲の状況で不要な場合あり)
指定数量の10倍以上を取り扱う製造所等には落雷による引火・爆発を防ぐための避雷設備設置が義務付けられています(周囲に高い建物等があり落雷の危険が少ない場合を除く)。
移動タンク貯蔵所(タンクローリー)の構造基準として正しいものはどれか。