危険物乙4 危険物の貯蔵と取扱い — Questions and Answers
Question 1: 第4類危険物の貯蔵・取扱い場所での換気について正しいものはどれか。
- 可燃性蒸気が滞留しないよう十分な換気を行い、特に低所の換気が重要 (Correct answer)
- 換気は不要で密閉が安全
- 上部換気のみで十分
- 換気は臭いがする場合のみ必要
Correct answer: 可燃性蒸気が滞留しないよう十分な換気を行い、特に低所の換気が重要
第4類危険物の蒸気は空気より重く低所に滞留するため、床面付近の低所換気が特に重要です。可燃性蒸気が燃焼範囲内の濃度にならないよう十分な換気設備を設置します。
Question 2: 危険物の貯蔵・取扱いにおける「火気厳禁」の実施事項として誤っているものはどれか。
- 電気器具の電源は入れたままにしてもよいが、裸火のみ禁止 (Correct answer)
- 喫煙を禁止する
- マッチ・ライターの持ち込みを禁止
- 溶接・溶断作業を禁止する
Correct answer: 電気器具の電源は入れたままにしてもよいが、裸火のみ禁止
火気厳禁には裸火(マッチ・ライター・ガスバーナー等)だけでなく、電気器具の火花・静電気・高温の電球等も含まれます。「電気器具は入れたまま可」は誤りです。
Question 3: 危険物容器の廃棄方法として正しいものはどれか。
- 適切な廃棄物処理業者に依頼し、法令に従って処理する。容器内の残液を水道に流してはいけない (Correct answer)
- 残液が少なければ下水道に流してよい
- 容器は自由に廃棄できる
- 燃やして処理するのが最も簡単
Correct answer: 適切な廃棄物処理業者に依頼し、法令に従って処理する。容器内の残液を水道に流してはいけない
危険物容器の廃棄は産業廃棄物処理の法令(廃棄物処理法等)に従い、適切な処理業者に委託します。残液の下水道への流出は水質汚濁防止法違反になります。
Question 4: 危険物の詰め替え作業を行う際の注意事項として最も重要なものはどれか。
- 静電気の防止(アース・ボンディング)・火気の排除・防爆機器の使用・適切な容器の使用 (Correct answer)
- 素早く作業することが最重要
- 密閉空間での作業が安全
- 作業者数を最小限にする
Correct answer: 静電気の防止(アース・ボンディング)・火気の排除・防爆機器の使用・適切な容器の使用
詰め替え作業での最大危険は静電気による引火爆発です。金属容器のアースとボンディング(容器間の等電位化)、防爆型機器の使用、換気の徹底が重要です。
Question 5: 危険物施設において「許可数量」を超えて危険物を貯蔵してはいけない理由として正しいものはどれか。
- 施設の安全基準は許可量に基づいて設計されており、超過貯蔵は事故リスクを増大させ消防法違反になる (Correct answer)
- 在庫管理が難しくなるため
- 保険料が高くなるため
- 税金が増えるため
Correct answer: 施設の安全基準は許可量に基づいて設計されており、超過貯蔵は事故リスクを増大させ消防法違反になる
危険物施設の設置許可は貯蔵量に応じた安全基準(保安距離・消火設備等)で審査されます。許可量超過は施設の安全マージンを超え事故リスクが増大し、消防法違反となります。
Question 6: 危険物の混合貯蔵において危険な組み合わせはどれか。
- 第1類(酸化性固体)と第4類(引火性液体)の混合貯蔵 (Correct answer)
- 第4類と第4類の同類間の混合貯蔵
- 第4類と非危険物の混合保管
- 第4類を単独で貯蔵すること
Correct answer: 第1類(酸化性固体)と第4類(引火性液体)の混合貯蔵
第1類危険物(過塩素酸カリウム等の酸化性固体)と第4類危険物(引火性液体)は接触すると激しい反応・発火の危険があります。消防法では類が異なる危険物の同一場所への貯蔵は原則禁止されています。
第4類危険物の貯蔵・取扱い場所での換気について正しいものはどれか。