危険物乙4 乙4類危険物の性質(ガソリン・軽油・灯油等) 6 — Questions and Answers
Question 1: 「アセトアルデヒド」の特性として正しいものはどれか。
- 引火点-39℃の特殊引火物で、沸点20.2℃と非常に低く、常温で激しく蒸発する (Correct answer)
- 引火点100℃以上の安全な液体
- 水に溶けない
- 発火点500℃以上
Correct answer: 引火点-39℃の特殊引火物で、沸点20.2℃と非常に低く、常温で激しく蒸発する
アセトアルデヒドは引火点-39℃(特殊引火物)、沸点20.2℃(ほぼ常温)で常温でも激しく蒸発します。酸化性が強く重合反応も起こします。取り扱いに特別な注意が必要です。
Question 2: 石油類の「ナフサ」の用途と危険性として正しいものはどれか。
- 石油化学原料・溶剤として使用され、引火点は-10〜0℃程度の第一石油類 (Correct answer)
- 燃料専用で引火点は高い
- 水溶性で消火が容易
- 固体の危険物
Correct answer: 石油化学原料・溶剤として使用され、引火点は-10〜0℃程度の第一石油類
ナフサは原油の常圧蒸留で得られる低沸点留分で、石油化学工場の原料やシンナーの溶剤成分として使用されます。引火点が低く(約-10〜0℃)引火危険が高い第一石油類です。
Question 3: 第4類危険物の輸送容器として不適切なものはどれか。
- プラスチック製の薄い袋 (Correct answer)
- 鋼製ドラム缶
- ガラス容器(UN規格認定品)
- ポリエチレン製容器(危険物対応品)
Correct answer: プラスチック製の薄い袋
薄いプラスチック袋は蒸気透過性があり強度が不十分で、危険物容器として不適切です。鋼製ドラム缶・UN規格認定ガラス容器・適切なポリエチレン容器は使用可能です。
Question 4: 第4類危険物を地下タンクで貯蔵する場合の危険として特に注意すべき点はどれか。
- 腐食による漏えいと土壌・地下水汚染、および漏えい蒸気による爆発事故 (Correct answer)
- 地震による崩壊のみ
- 地下なので危険性は地上より低い
- 温度上昇による自然発火
Correct answer: 腐食による漏えいと土壌・地下水汚染、および漏えい蒸気による爆発事故
地下タンクは腐食による漏えいが発生すると土壌・地下水汚染が起こります。また漏えいした蒸気が地下の密閉空間(下水道・建物基礎部等)に滞留して爆発事故の危険があります。
Question 5: 第4類危険物の保管温度管理について正しいものはどれか。
- 引火点以下の温度管理が基本で、高温環境では蒸気発生量が増加し危険性が高まる (Correct answer)
- 温度は危険性に影響しない
- 高温保管の方が蒸気が少なくなり安全
- 引火点以上でも密閉容器内であれば安全
Correct answer: 引火点以下の温度管理が基本で、高温環境では蒸気発生量が増加し危険性が高まる
液体危険物の温度が上昇すると蒸気圧が高まり蒸気発生量が増加します。保管温度を引火点以下に維持することが基本的な安全管理です。高温時には換気強化も必要です。
Question 6: 第4類危険物の「引火性液体」が他の危険物と大きく異なる特徴として正しいものはどれか。
- 常温・常圧で液体であり、蒸気が空気と混合して点火源により引火・爆発する危険がある点 (Correct answer)
- 固体として存在することが多い
- 水と激しく反応する点が最大の特徴
- 酸化性があり他の物質を酸化する点が特徴
Correct answer: 常温・常圧で液体であり、蒸気が空気と混合して点火源により引火・爆発する危険がある点
第4類危険物(引火性液体)の最大の特徴は常温・常圧で液体であること、そして蒸気を発生して空気と混合し引火・爆発する危険性を持つ点です。他の類とは異なる特有の危険性です。
「アセトアルデヒド」の特性として正しいものはどれか。