危険物乙4 火災予防と消火 2 — Questions and Answers
Question 1: 第4類危険物の分類(第一石油類)に該当するものはどれか。
- ガソリン・アセトン・ベンゼン・トルエン(引火点21℃未満) (Correct answer)
- 灯油・軽油(引火点21〜70℃)
- 重油・クレオソート油(引火点70℃以上)
- グリセリン・エチレングリコール(引火点100℃以上)
Correct answer: ガソリン・アセトン・ベンゼン・トルエン(引火点21℃未満)
第一石油類は引火点が21℃未満の引火性液体で、ガソリン・アセトン・ベンゼン・トルエン・MEK・酢酸エチルなどが該当します。常温で引火の危険が高い物質群です。
Question 2: ベンゼンの危険性として特に注意すべき点はどれか。
- 引火点-11℃で引火危険が高く、蒸気は発がん性があり毒性が高い (Correct answer)
- 水溶性で引火点が高い
- 不燃性で消防法の規制外
- 引火点100℃以上で常温では安全
Correct answer: 引火点-11℃で引火危険が高く、蒸気は発がん性があり毒性が高い
ベンゼンは引火点-11℃(非常に低い)で非常に引火しやすく、かつ蒸気吸入による毒性(白血病リスク等の発がん性)があります。特定化学物質に指定されています。
Question 3: アセトンの特性として正しいものはどれか。
- 引火点-20℃、水に任意の割合で溶ける水溶性液体で、揮発性が高い (Correct answer)
- 引火点60℃以上で常温では安全
- 水に溶けない油性液体
- 無色無臭の液体
Correct answer: 引火点-20℃、水に任意の割合で溶ける水溶性液体で、揮発性が高い
アセトンは引火点-20℃(第一石油類・水溶性)で、水やアルコールと任意の割合で混合します。独特の甘い芳香がある無色透明の揮発性液体で、塗料・樹脂の溶剤として使用されます。
Question 4: 第4類危険物に共通する一般的性状として正しいものはどれか。
- 引火性液体で、多くは水に溶けにくく水より軽い(比重1未満) (Correct answer)
- すべてが水に溶けやすい
- すべてが水より重い
- 常温で固体のものが多い
Correct answer: 引火性液体で、多くは水に溶けにくく水より軽い(比重1未満)
第4類危険物(引火性液体)の多くは水に溶けにくく、液体比重が1未満(水より軽い)です。このため水面に浮いて燃焼が広がります。ただしアルコール類など水溶性のものもあります。
Question 5: トルエンの特性として正しいものはどれか。
- 引火点4℃、無色液体で芳香族炭化水素、水に溶けにくい第一石油類 (Correct answer)
- 引火点60℃以上で第三石油類
- 水溶性で無臭
- 酸化性を持つ危険物
Correct answer: 引火点4℃、無色液体で芳香族炭化水素、水に溶けにくい第一石油類
トルエンは引火点4℃の第一石油類(非水溶性)で、独特の芳香を持つ無色透明の液体です。塗料溶剤・有機合成原料として使用されます。蒸気の吸入による毒性があります。
Question 6: 第4類危険物の動植物油類(第六石油類)の特徴として正しいものはどれか。
- 引火点250℃未満で、植物・動物由来の油脂で乾性油は自然発火の危険がある (Correct answer)
- 引火点50℃未満で非常に危険
- 水に溶けやすい
- 不燃性の油脂
Correct answer: 引火点250℃未満で、植物・動物由来の油脂で乾性油は自然発火の危険がある
動植物油類は引火点250℃未満のアマニ油・ヒマシ油・ヤシ油等です。乾性油(アマニ油等)は布等に染み込んだ状態で空気中で酸化・蓄熱して自然発火する危険があります。
第4類危険物の分類(第一石油類)に該当するものはどれか。