危険物乙4 消火方法と消火剤 3 — Questions and Answers
Question 1: 強化液消火剤の特徴として正しいものはどれか。
- 水に炭酸カリウム等を溶かしたもので、冷却効果と再燃防止効果が高い (Correct answer)
- 泡を発生させる消火剤
- 不活性ガスを放出する消火剤
- 粉末を噴射する消火剤
Correct answer: 水に炭酸カリウム等を溶かしたもので、冷却効果と再燃防止効果が高い
強化液消火剤は水に炭酸カリウム(K2CO3)等のアルカリ塩を高濃度に溶解させたものです。冷却効果が高く、浸透力と再燃防止効果に優れています。木材等の深部火災に有効です。
Question 2: 乾燥砂の消火効果として主なものはどれか。
- 燃焼物を砂で覆い酸素を遮断する窒息消火 (Correct answer)
- 冷却消火が主体
- 連鎖反応の抑制が主体
- 可燃物の除去が主体
Correct answer: 燃焼物を砂で覆い酸素を遮断する窒息消火
乾燥砂は燃焼物の上にかけることで空気(酸素)を遮断する窒息消火です。第3類危険物(禁水性物質)の火災など水が使えない場合にも有効です。
Question 3: 消火設備の「スプリンクラー設備」の主な消火原理はどれか。
- 熱感知により自動的に散水して冷却・窒息消火を行う (Correct answer)
- 泡を自動放出する
- ガスを自動放出する
- 粉末を自動放出する
Correct answer: 熱感知により自動的に散水して冷却・窒息消火を行う
スプリンクラー設備は火災の熱でスプリンクラーヘッドが開放し、自動的に散水します。水による冷却効果が主体で、水蒸気による窒息効果もあります。
Question 4: 不活性ガス消火設備(窒素・CO2等)の消火原理として正しいものはどれか。
- 不活性ガスで区画内の酸素濃度を希釈して窒息消火する (Correct answer)
- 冷却消火が主体
- 化学反応の抑制が主体
- 泡による被覆が主体
Correct answer: 不活性ガスで区画内の酸素濃度を希釈して窒息消火する
不活性ガス消火設備は窒素・CO2・アルゴン等の不活性ガスを放出して区画内の酸素濃度を燃焼維持不可能な水準(15%以下等)まで希釈して消火します。
Question 5: 第3類危険物(自然発火性・禁水性物質)の火災に最も適した消火方法はどれか。
- 乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩等による窒息消火 (Correct answer)
- 大量の水による冷却消火
- 泡消火剤による消火
- 水噴霧による消火
Correct answer: 乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩等による窒息消火
第3類危険物(カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム等)は水と激しく反応するため水系の消火剤は使用できません。乾燥砂・膨張ひる石等による窒息消火が適切です。
Question 6: 消火器の設置場所について正しいものはどれか。
- 使用時に取り出しやすく、誰でも目に付きやすい場所に設置する (Correct answer)
- 鍵のかかった部屋に保管する
- 高い棚の上に設置する
- 湿気の多い場所が最適
Correct answer: 使用時に取り出しやすく、誰でも目に付きやすい場所に設置する
消火器は緊急時にすぐ使用できるよう、取り出しやすく目立つ場所に設置します。床面から高さ1.5m以下の位置に置き、温度変化・腐食の少ない環境が適切です。
強化液消火剤の特徴として正しいものはどれか。