行政書士 商法・会社法 2 — Questions and Answers
Question 1: 「商人」の定義(商法4条)として正しいものはどれか。
- 自己の名をもって商行為をすることを業とする者 (Correct answer)
- 会社のみ
- 個人事業主のみ
- 農業を営む者
Correct answer: 自己の名をもって商行為をすることを業とする者
商法4条は商人を「自己の名をもって商行為をすることを業とする者」と定義し、会社(擬制商人)も含みます。農業は絶対的商行為に含まれません。
Question 2: 「取締役の善管注意義務」の内容として正しいものはどれか。
- 善良な管理者の注意義務(会社・株主のために誠実に職務を執行する) (Correct answer)
- 取締役は結果責任のみを負う
- 軽過失があっても責任はない
- 義務違反があっても賠償不要
Correct answer: 善良な管理者の注意義務(会社・株主のために誠実に職務を執行する)
取締役は会社に対して善管注意義務(民法644条を準用した委任の受任者としての注意義務)および忠実義務(会社法355条)を負い、義務違反は損害賠償責任につながります。
Question 3: 「一般知識(経済)」において「GDP(国内総生産)」の説明として正しいものはどれか。
- 一定期間内に国内で生産された財・サービスの付加価値の総額 (Correct answer)
- 国民の収入合計
- 国内の全企業の売上合計
- 国家の予算規模
Correct answer: 一定期間内に国内で生産された財・サービスの付加価値の総額
GDP(Gross Domestic Product)とは一定期間(通常1年間)に国内で生産されたすべての財・サービスの付加価値の合計で、経済規模を示す代表的指標です。
Question 4: 「会社法上の監査役」の権限として正しいものはどれか。
- 取締役の業務執行の適法性・妥当性を監査し、会計監査も行う (Correct answer)
- 株主総会の決議のみに関与
- 取締役の選任
- 代表取締役の指名
Correct answer: 取締役の業務執行の適法性・妥当性を監査し、会計監査も行う
監査役(会社法381条以下)は取締役の職務執行の監査(業務監査+会計監査)を行い、取締役会への出席・意見陳述権・調査権を持ちます。
Question 5: 「一般知識(情報通信)」において「個人情報保護法」の個人情報の定義として正しいものはどれか。
- 生存する個人に関する情報で特定の個人を識別できるもの (Correct answer)
- すべての情報
- 法人の情報
- 死者の情報
Correct answer: 生存する個人に関する情報で特定の個人を識別できるもの
個人情報保護法2条は個人情報を「生存する個人に関する情報であって特定の個人を識別できるもの」と定義しており、死者の情報や法人の情報は含まれません。
Question 6: 「手形(約束手形)」の特徴として正しいものはどれか。
- 文言証券・要式証券・設権証券であり、善意取得が認められる (Correct answer)
- 現金と同じ効力を持つ
- 振出人と受取人のみに効力がある
- 電子取引には使えない
Correct answer: 文言証券・要式証券・設権証券であり、善意取得が認められる
手形は文言性(記載された文言が権利内容を決定)・要式性(法定要件の記載が必要)・設権性(証券作成により権利が発生)・善意取得(無権利者からの取得でも善意取得可)などの特性を持ちます。
「商人」の定義(商法4条)として正しいものはどれか。