行政書士 憲法 2 — Questions and Answers
Question 1: 「判例法主義」が採用されている主な国はどれか。
- 英米法系(イギリス・アメリカ) (Correct answer)
- 大陸法系(フランス・ドイツ)
- 日本
- 中国
Correct answer: 英米法系(イギリス・アメリカ)
英米法系では裁判所の判例(先例)に法的拘束力(先例拘束性)が認められる判例法主義が採用されています。日本は大陸法系で成文法主義です。
Question 2: 「権利能力」の説明として正しいものはどれか。
- 法律上の権利・義務の主体となることができる能力 (Correct answer)
- 有効な法律行為をする能力
- 不法行為の責任を負う能力
- 裁判を起こす能力
Correct answer: 法律上の権利・義務の主体となることができる能力
権利能力とは、権利・義務の帰属主体となれる資格で、自然人は出生により、法人は設立登記などにより取得します。
Question 3: 「時効制度」の存在意義として正しいものはどれか。
- 永続した事実状態を尊重し、法的安定性を確保するため (Correct answer)
- 権利者を保護するため
- 加害者を守るため
- 証拠を隠滅させるため
Correct answer: 永続した事実状態を尊重し、法的安定性を確保するため
時効制度は、一定期間継続した事実状態(占有・不行使など)を尊重することで法的安定性・権利関係の明確化・証拠の散逸への対応を図る制度です。
Question 4: 「法的三段論法」の構造として正しいものはどれか。
- 大前提(法規)→小前提(事実)→結論(法的効果) (Correct answer)
- 事実→法規→結論
- 結論→事実→法規
- 法規→結論→事実
Correct answer: 大前提(法規)→小前提(事実)→結論(法的効果)
法的三段論法は、大前提(一般的な法規範)に小前提(具体的事実)を当てはめて結論(法的効果)を導く演繹的推論の方法です。
Question 5: 「条約」の国内法における位置づけとして正しいものはどれか。
- 憲法より下位、法律より上位 (Correct answer)
- 法律と同位
- 憲法より上位
- 命令と同位
Correct answer: 憲法より下位、法律より上位
条約は日本国憲法98条2項により、誠実に遵守する義務があり、国内法上は法律より上位・憲法より下位に位置すると解されています。
Question 6: 「法令の効力」において「後法優先の原則」の説明として正しいものはどれか。
- 同位の法令では後から制定された法令が先の法令に優先する (Correct answer)
- 上位法令は下位法令に優先する
- 特別法は一般法に優先する
- 慣習法は成文法に優先する
Correct answer: 同位の法令では後から制定された法令が先の法令に優先する
後法優先の原則とは、同じ効力を持つ法令が矛盾する場合、後から制定された法令が先の法令を改廃する効果を持つという原則です。
「判例法主義」が採用されている主な国はどれか。