FP2級 金融資産運用 3 — Questions and Answers
Question 1: NISA(新NISA)の「成長投資枠」の特徴として正しいものはどれか(2024年以降)。
- 年間240万円まで投資でき、上場株式・投資信託等が対象で運用益・配当が非課税(非課税保有限度額は生涯で1,800万円のうち成長投資枠は1,200万円まで) (Correct answer)
- 年間120万円が上限
- 非課税期間は10年に限定
- 元本保証がある
Correct answer: 年間240万円まで投資でき、上場株式・投資信託等が対象で運用益・配当が非課税(非課税保有限度額は生涯で1,800万円のうち成長投資枠は1,200万円まで)
新NISAの成長投資枠は年間240万円が上限で、上場株式・投資信託・ETF・REITなどが投資対象です。非課税保有期間は無期限、生涯の非課税保有限度額は全体1,800万円のうち成長投資枠は1,200万円が上限です。
Question 2: ETF(上場投資信託)の特徴として正しいものはどれか。
- 証券取引所に上場されており株式と同様にリアルタイムで売買でき、一般的に通常の投資信託より信託報酬が低い (Correct answer)
- 1日1回しか売買できない
- 元本保証がある
- ETFはアクティブ運用が主流である
Correct answer: 証券取引所に上場されており株式と同様にリアルタイムで売買でき、一般的に通常の投資信託より信託報酬が低い
ETFは証券取引所に上場されているため、株式と同様に取引時間中にリアルタイムで売買できます。指数連動型(インデックス型)が多く、通常の投資信託と比べて信託報酬(運用コスト)が低いのが特徴です。元本保証はありません。
Question 3: 金利と債券価格の関係を表す「デュレーション」について正しいものはどれか。
- デュレーションが大きい(長い)債券ほど、金利変動に対する価格変動が大きくなる (Correct answer)
- デュレーションが大きいほど価格変動リスクは小さくなる
- デュレーションは残存期間とは無関係である
- クーポンレートが高いほどデュレーションは長くなる
Correct answer: デュレーションが大きい(長い)債券ほど、金利変動に対する価格変動が大きくなる
デュレーションは債券のキャッシュフローの加重平均回収期間であり、金利感応度を示します。デュレーションが長いほど金利変動に対する価格変動が大きくなります。また、クーポンレートが低いほど(ゼロクーポン債では残存期間と一致)デュレーションは長くなります。
Question 4: 不動産投資信託(J-REIT)の特徴として正しいものはどれか。
- 多数の投資家から資金を集めて不動産に投資し、賃料収入や売却益を分配する。証券取引所に上場しているものは株式と同様に売買できる (Correct answer)
- J-REITは不動産の直接所有と同じリスクがある
- J-REITの分配金は配当所得として課税される
- J-REITは元本保証がある
Correct answer: 多数の投資家から資金を集めて不動産に投資し、賃料収入や売却益を分配する。証券取引所に上場しているものは株式と同様に売買できる
J-REIT(不動産投資信託)は、投資家から集めた資金でオフィスビル・商業施設・住宅等の不動産を取得・運用し、収益を分配します。上場J-REITは証券取引所で売買できます。分配金は配当所得(所得税・住民税課税)です。元本保証はありません。
Question 5: 株式の「信用取引」に関する説明として正しいものはどれか。
- 証券会社から資金や株式を借りて行う取引で、自己資金以上の取引(レバレッジ)が可能となり、利益も損失も拡大する可能性がある (Correct answer)
- 信用取引は元本保証がある
- 信用取引に必要な保証金(委託証拠金)は不要である
- 信用取引は損失が発生しない仕組みである
Correct answer: 証券会社から資金や株式を借りて行う取引で、自己資金以上の取引(レバレッジ)が可能となり、利益も損失も拡大する可能性がある
信用取引は証券会社を通じて資金や株券を借りて売買する取引です。自己資金(証拠金)の数倍の取引ができるレバレッジが特徴で、利益が拡大する一方、損失も拡大し、自己資金を超える損失が生じる可能性があります。
Question 6: 投資信託の「信託報酬」の説明として正しいものはどれか。
- 投資信託の保有期間中に毎日純資産から差し引かれる運用管理費用で、保有しているだけで自動的に発生するコストである (Correct answer)
- 投資信託を購入する際に1回だけ支払う費用
- 解約時にのみ発生する費用
- 信託報酬はゼロのファンドはない
Correct answer: 投資信託の保有期間中に毎日純資産から差し引かれる運用管理費用で、保有しているだけで自動的に発生するコストである
信託報酬は、投資信託の運用・管理に対する報酬で、純資産総額に対して年率で計算され、毎日少しずつ基準価額から差し引かれます。インデックスファンドでは信託報酬を限りなく低く抑えた商品も存在します。
Question 7: 外国為替取引における「為替差益」が生じる場面として正しいものはどれか。
- 円安になった際に保有している外貨(外貨預金等)を円に換算した場合 (Correct answer)
- 円高になった際に外貨を円に換算した場合
- 為替レートに変動がない場合
- 外貨建て資産を購入した時点
Correct answer: 円安になった際に保有している外貨(外貨預金等)を円に換算した場合
外貨建て資産(外貨預金、外貨建て投資信託等)を保有している際に円安が進むと、外貨を円に換算したときの価値が増加し、為替差益が生じます。反対に円高時に換算すると為替差損が生じます。
NISA(新NISA)の「成長投資枠」の特徴として正しいものはどれか(2024年以降)。