FP2級 金融資産運用 2 — Questions and Answers
Question 1: 外貨預金において、円高・円安が外貨預金の円換算評価額に与える影響として正しいものはどれか。
- 円安(外貨高)になると外貨預金の円換算評価額は増加し、円高(外貨安)になると円換算評価額は減少する (Correct answer)
- 円高になると外貨預金の円換算評価額は増加する
- 為替レートの変動は外貨預金の価値に影響しない
- 円安になると外貨預金の円換算評価額は減少する
Correct answer: 円安(外貨高)になると外貨預金の円換算評価額は増加し、円高(外貨安)になると円換算評価額は減少する
外貨預金は外貨建ての資産です。円安(1ドル=120円→150円)になると同じドルがより多くの円に換算されるため円換算評価額が増加します。円高(1ドル=120円→100円)になると円換算評価額は減少します。
Question 2: 債券の「信用リスク(デフォルトリスク)」の説明として正しいものはどれか。
- 債券の発行体(国・企業等)が利息や元本の支払いを約束通り履行できなくなるリスク (Correct answer)
- 市場金利の変動によって債券価格が変動するリスク
- 債券を途中で売却する際に買い手が見つからないリスク
- インフレによって実質的な価値が目減りするリスク
Correct answer: 債券の発行体(国・企業等)が利息や元本の支払いを約束通り履行できなくなるリスク
信用リスク(デフォルトリスク)は、債券発行体が経営悪化等により元利金の支払いができなくなるリスクです。格付機関がリスクを評価し、格付けが低いほど利回りは高くなります(ハイイールド債)。
Question 3: 投資信託の「アクティブ型」と「パッシブ型(インデックス型)」の違いとして正しいものはどれか。
- アクティブ型はベンチマーク(指数)を上回るリターンを目指し運用コストが高い。パッシブ型は指数に連動することを目指し運用コストが低い (Correct answer)
- アクティブ型の方が常に高いリターンが得られる
- パッシブ型の方が運用コストが高い
- インデックス型は個別銘柄の選択を重視する
Correct answer: アクティブ型はベンチマーク(指数)を上回るリターンを目指し運用コストが高い。パッシブ型は指数に連動することを目指し運用コストが低い
アクティブ型はファンドマネージャーが銘柄選択・売買を行ってベンチマーク超過リターンを目指します。信託報酬等のコストが高く、必ずしもベンチマークを上回るとは限りません。パッシブ型(インデックス型)は指数への連動を目指し、コストが低いのが特徴です。
Question 4: 株式投資における「PBR(株価純資産倍率)」の説明として正しいものはどれか。
- 株価を1株当たり純資産(BPS)で割った値で、PBR1倍は株価と純資産が等しい状態を示す (Correct answer)
- 株価を1株当たり純利益で割った値
- 株価の過去の変動率を示す指標
- 企業の収益性を示す指標
Correct answer: 株価を1株当たり純資産(BPS)で割った値で、PBR1倍は株価と純資産が等しい状態を示す
PBR(Price Book-value Ratio)は株価÷BPS(1株当たり純資産)で計算されます。PBR1倍は株価と帳簿上の純資産が等しい状態で、1倍を下回ると株価が純資産より割安とみられます。なおPERは株価÷EPS(1株当たり純利益)です。
Question 5: 預金保険制度において「ペイオフ解禁」後の保護限度額として正しいものはどれか。
- 1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円とその利息まで保護される(決済用預金は全額保護) (Correct answer)
- 全額保護される
- 元本500万円まで保護される
- 外貨預金も1,000万円まで保護される
Correct answer: 1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円とその利息まで保護される(決済用預金は全額保護)
預金保険制度では、金融機関が破綻した場合、1金融機関あたり預金者1人につき元本1,000万円とその利息が保護されます(一般預金等)。ただし決済用預金(当座預金等)は全額保護されます。外貨預金・譲渡性預金(CD)は保護対象外です。
Question 6: 金融商品取引法における「適合性の原則」の説明として正しいものはどれか。
- 金融業者は顧客の知識・経験・財産状況・投資目的等に適合した金融商品の勧誘・販売を行わなければならない (Correct answer)
- 顧客が望む商品なら何でも販売できる
- 適合性の原則は機関投資家には適用されない
- 適合性の原則は銀行窓口販売には適用されない
Correct answer: 金融業者は顧客の知識・経験・財産状況・投資目的等に適合した金融商品の勧誘・販売を行わなければならない
適合性の原則は、金融商品取引業者が顧客の知識・経験・財産状況・投資目的等に照らして不適合な金融商品の勧誘を行ってはならないという原則です。顧客保護の観点から、特に高リスク商品の勧誘において重要な原則です。
外貨預金において、円高・円安が外貨預金の円換算評価額に与える影響として正しいものはどれか。