FP2級 リスク管理と保険 — Questions and Answers
Question 1: 生命保険の基本的な仕組みに関する説明として正しいものはどれか。
- 大数の法則と収支相等の原則に基づき、多数の人が保険料を出し合って万一の際に給付を受ける仕組みである (Correct answer)
- 少数の契約者が高額の保険料を支払うことで成り立つ仕組みである
- 保険会社が利益を得るために設計された金融商品である
- 保険料は全員一律で年齢や健康状態は考慮されない
Correct answer: 大数の法則と収支相等の原則に基づき、多数の人が保険料を出し合って万一の際に給付を受ける仕組みである
生命保険は「大数の法則」(多数の統計から死亡率等を予測できる)と「収支相等の原則」(保険料収入の合計=保険金支払い合計)に基づいています。多数の人がリスクを分散し合う相互扶助の仕組みです。
Question 2: 定期保険と終身保険の違いとして正しいものはどれか。
- 定期保険は一定期間内に死亡した場合のみ保険金が支払われ満期返戻金はなく、終身保険は一生涯保障が続き解約返戻金がある (Correct answer)
- 定期保険は解約しても返戻金がある
- 終身保険は保険期間が限定されている
- どちらも貯蓄性は同じである
Correct answer: 定期保険は一定期間内に死亡した場合のみ保険金が支払われ満期返戻金はなく、終身保険は一生涯保障が続き解約返戻金がある
定期保険は保険期間中に死亡・高度障害になった場合のみ保険金が支払われる「掛け捨て」型で、満期返戻金はありません。終身保険は一生涯保障が続き、解約返戻金が積み立てられます。
Question 3: 医療保険・入院特約において「免責期間」とは何か。
- 入院開始後、給付金が支払われない日数のこと(例:入院後3日間は給付なし) (Correct answer)
- 保険に加入できない期間
- 保険料が免除される期間
- 給付金の支払い申請ができない期間
Correct answer: 入院開始後、給付金が支払われない日数のこと(例:入院後3日間は給付なし)
医療保険の免責期間とは、入院しても給付金が支払われない最初の数日間のことです。例えば「免責3日」なら4日目から入院給付金が支払われます。日帰り入院から給付される商品では免責なしの場合もあります。
Question 4: 生命保険の保険料算出に使われる予定利率の説明として正しいものはどれか。
- 保険会社が契約時に約束する運用利回りのことで、予定利率が高いほど保険料は安くなる (Correct answer)
- 予定利率が高いほど保険料は高くなる
- 予定利率は保険契約後に変更されることがある(変動型のみ)
- 予定利率は保険金の支払い率を示す
Correct answer: 保険会社が契約時に約束する運用利回りのことで、予定利率が高いほど保険料は安くなる
予定利率は保険会社が保険料の運用について契約者に約束する利回りです。予定利率が高いほど、将来の保険金支払いに必要な保険料を少なく済ませられるため、保険料が安くなります。
Question 5: 個人賠償責任保険の特徴として正しいものはどれか。
- 日常生活における偶然の事故で他人に損害を与えた場合の賠償責任を補償し、家族全員をカバーできる (Correct answer)
- 業務中の事故も補償される
- 故意による損害も補償される
- 車の運転中の事故も補償される
Correct answer: 日常生活における偶然の事故で他人に損害を与えた場合の賠償責任を補償し、家族全員をカバーできる
個人賠償責任保険は、日常生活上の偶然の事故(自転車事故、飼い犬が人を噛む、買い物中に商品を壊すなど)により第三者に損害を与えた場合の賠償責任を補償します。一般に家族全員が補償の対象となります。故意・業務・自動車事故は対象外です。
Question 6: 収入保障保険の特徴として正しいものはどれか。
- 被保険者が死亡した場合に、残りの保険期間に応じて毎月一定額の給付金が支払われ、保険期間が経過するほど受取総額が減少する (Correct answer)
- 被保険者が死亡した場合に一時金で保険金が支払われる
- 保険期間が経過するほど受取総額が増加する
- 貯蓄性が高く解約返戻金が多い
Correct answer: 被保険者が死亡した場合に、残りの保険期間に応じて毎月一定額の給付金が支払われ、保険期間が経過するほど受取総額が減少する
収入保障保険は、被保険者死亡時に残りの保険期間にわたって毎月(または年金形式で)給付金が支払われます。保険期間の経過とともに残り期間が短くなるため、死亡時期が遅いほど受取総額が少なくなります。その分、保険料は割安です。
生命保険の基本的な仕組みに関する説明として正しいものはどれか。