FP2級 リスク管理(保険) 4 — Questions and Answers
Question 1: 傷害保険における「急激・偶然・外来」の3要件のうち「外来」の意味として正しいものはどれか。
- 傷害の原因が身体の外部からのものであること(内部疾患は含まない) (Correct answer)
- 海外で起きた事故であること
- 外出中に起きた事故であること
- 外国人が関係する事故であること
Correct answer: 傷害の原因が身体の外部からのものであること(内部疾患は含まない)
傷害保険の「外来」要件は、傷害の原因が身体の外側(外部)からのものであることを意味します。これにより、心臓病・脳卒中などの内部疾患による傷害は原則対象外となります(急激・偶然の要件も同様に重要です)。
Question 2: 保険の募集において「意向確認書面」が必要とされる理由として正しいものはどれか。
- 顧客の保険加入の目的や意向に合った商品が提案されているかを確認し、顧客保護を図るため (Correct answer)
- 保険会社の売上を増やすため
- 法律上の義務ではなく任意で作成するものである
- すべての金融商品に共通して必要な書類である
Correct answer: 顧客の保険加入の目的や意向に合った商品が提案されているかを確認し、顧客保護を図るため
意向確認書面は、保険募集人が顧客の意向を正確に把握し、その意向に沿った保険商品を提案しているか確認するための書類です。保険業法の改正により、顧客保護の観点から作成・交付が義務化されています。
Question 3: 企業が従業員を被保険者として加入する「事業保険」の活用目的として正しいものはどれか。
- 役員・従業員の死亡退職金・弔慰金の財源確保、また保険料の一定部分を損金算入できる節税効果がある (Correct answer)
- 従業員への給与として直接支払われる
- 保険料は全額損金算入される
- 個人が加入する保険と全く同じ税務処理となる
Correct answer: 役員・従業員の死亡退職金・弔慰金の財源確保、また保険料の一定部分を損金算入できる節税効果がある
法人が加入する事業保険(法人向け生命保険)は、役員・従業員の死亡退職金準備、事業継続リスクへの備えとして活用されます。保険の種類によって損金算入割合が異なり(全額・1/2等)、節税効果も考慮されます。
Question 4: 損害保険の「保険期間」と「責任開始時期」に関する説明として正しいものはどれか。
- 保険期間は保険契約の有効期間であり、責任開始時期は実際に保険会社の補償が始まる時点で、通常は保険期間の開始日と一致する (Correct answer)
- 責任開始時期は必ず契約日の翌日からとなる
- 保険期間中であればいつでも解約できない
- 保険期間内に事故があれば保険期間終了後も無期限に保険金を請求できる
Correct answer: 保険期間は保険契約の有効期間であり、責任開始時期は実際に保険会社の補償が始まる時点で、通常は保険期間の開始日と一致する
保険期間は契約の有効期間を指し、この期間内の事故・損害が補償されます。責任開始時期(補償の始まり)は通常、保険期間の開始日時と一致します。保険期間終了後は、期間中の事故でも時効(3年)に注意が必要です。
Question 5: 生命保険料控除の種類として正しい組み合わせはどれか(新制度)。
- 一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の3種類 (Correct answer)
- 一般生命保険料控除、個人年金保険料控除の2種類のみ
- 一般生命保険料控除のみ
- 医療費控除と合算して申告する
Correct answer: 一般生命保険料控除、介護医療保険料控除、個人年金保険料控除の3種類
2012年1月1日以後の新契約(新制度)では、①一般生命保険料控除(死亡保険等)、②介護医療保険料控除(医療保険・がん保険等)、③個人年金保険料控除(税制適格の個人年金保険)の3区分があり、所得税では各4万円、合計最大12万円の控除が受けられます。
Question 6: 高齢者向けの「リバースモーゲージ」に関する説明として正しいものはどれか。
- 自宅を担保に老後の生活資金を借入れる仕組みで、死亡後に担保不動産を処分して借入れを返済する (Correct answer)
- 自宅を売却して老人ホームに入居するための資金を得る仕組み
- 若者向けの住宅ローンの一種
- 毎月一定額を積み立てる老後資金準備の方法
Correct answer: 自宅を担保に老後の生活資金を借入れる仕組みで、死亡後に担保不動産を処分して借入れを返済する
リバースモーゲージは、自宅(持ち家)を担保として金融機関から融資を受け、毎月または一括で生活資金を受け取る仕組みです。返済は借入者の死亡後に担保不動産を売却して行われます。「逆(リバース)の住宅ローン」ともいわれます。
傷害保険における「急激・偶然・外来」の3要件のうち「外来」の意味として正しいものはどれか。