簿記3級 現金預金管理 1 — Questions and Answers
Question 1: 小口現金制度において「定額資金前渡制(インプレスト・システム)」とはどれか。
- 一定金額を前渡しし、使用した分だけ補給して常に定額を維持するシステム (Correct answer)
- 毎月一定額を引き出すシステム
- 現金の残高を毎日確認するシステム
- 銀行口座の残高を管理するシステム
Correct answer: 一定金額を前渡しし、使用した分だけ補給して常に定額を維持するシステム
定額資金前渡制(インプレスト・システム)は、小口現金の担当者に一定金額を前渡しし、報告時に使用額と同額を補給することで常に定額(小口現金限度額)を維持するシステムです。
Question 2: 小口現金担当者から支払いの報告を受けたとき(週末に補給する場合)の仕訳として正しいものはどれか(交通費2千円・消耗品費3千円の報告受領時)。
- (借方)旅費交通費 2千円・消耗品費 3千円 / (貸方)小口現金 5千円 (Correct answer)
- (借方)小口現金 5千円 / (貸方)現金 5千円
- (借方)現金 5千円 / (貸方)小口現金 5千円
- (借方)旅費交通費 2千円 / (貸方)現金 2千円
Correct answer: (借方)旅費交通費 2千円・消耗品費 3千円 / (貸方)小口現金 5千円
小口現金担当者から報告を受けたとき、各費用勘定(借方)と小口現金(貸方)で処理します。補給時は小口現金(借方)と現金または当座預金(貸方)で処理します。
Question 3: 銀行残高証明書と帳簿残高の差異を調整する「銀行勘定調整表」において、「企業振出小切手が未呈示」の場合の調整方法として正しいものはどれか。
- 銀行残高から差し引く(銀行側で未処理のため) (Correct answer)
- 帳簿残高に加算する
- 帳簿残高から差し引く
- 調整不要
Correct answer: 銀行残高から差し引く(銀行側で未処理のため)
企業が振り出した小切手がまだ銀行に呈示されていない場合(未渡小切手・未取付小切手)、帳簿では減少処理済みだが銀行では未処理なので、銀行残高から差し引いて調整します。
Question 4: 銀行勘定調整表において「銀行への預金が未記入(入金未達)」の場合の調整方法として正しいものはどれか。
- 銀行残高に加算する(銀行側で未処理のため) (Correct answer)
- 帳簿残高から差し引く
- 帳簿残高に加算する
- 調整不要
Correct answer: 銀行残高に加算する(銀行側で未処理のため)
企業から銀行への入金が企業の帳簿には記録されているが銀行の処理が遅れている場合(入金未達)、銀行残高に加算して調整します。
Question 5: 当座預金の帳簿残高と銀行残高が一致しない最も一般的な理由はどれか。
- 時間的なズレ(未取付小切手・未渡小切手・入金未達・振込未達等) (Correct answer)
- 簿記の誤り
- 通貨の変動
- 税金の未払い
Correct answer: 時間的なズレ(未取付小切手・未渡小切手・入金未達・振込未達等)
当座預金の帳簿残高と銀行残高は、小切手の呈示タイミングのズレや送金・引き落しの処理遅延などの時間的なズレにより一時的に一致しないことがあります。
Question 6: 現金過不足が期末決算時に原因不明のまま残った場合の処理として正しいものはどれか。
- 不足額は雑損失(費用)、過剰額は雑収入(収益)に振り替える (Correct answer)
- 仮勘定のまま次期に繰り越す
- 現金を補充する
- 何もしない
Correct answer: 不足額は雑損失(費用)、過剰額は雑収入(収益)に振り替える
決算時に現金過不足の原因が判明しない場合、不足額は雑損失(費用)、過剰額は雑収入(収益)に振り替えて帳簿を締め切ります。
小口現金制度において「定額資金前渡制(インプレスト・システム)」とはどれか。