応用情報 プロジェクト管理 — Questions and Answers
Question 1: クリティカルパス法(CPM)の説明として正しいものはどれか。
- プロジェクト完了に要する最長経路を特定しスケジュール管理に使用する (Correct answer)
- コスト最小の作業順序を求める手法
- リスクの影響度を確率で評価する手法
- チームのスプリント速度を計測する指標
Correct answer: プロジェクト完了に要する最長経路を特定しスケジュール管理に使用する
CPMはプロジェクトのネットワーク図において開始から終了までの最長経路(クリティカルパス)を特定する。クリティカルパス上の作業に遅延が生じるとプロジェクト全体の遅延に直結する。
Question 2: プロジェクトのWBS(作業分解構造)の主な目的はどれか。
- プロジェクトの全成果物と作業を階層的に分解して管理しやすくする (Correct answer)
- チームメンバーの役割と責任を定義する
- プロジェクトのリスクを一覧化する
- プロジェクトのコストを算出する
Correct answer: プロジェクトの全成果物と作業を階層的に分解して管理しやすくする
WBS(Work Breakdown Structure)はプロジェクトの成果物と作業を階層的に小さな単位に分解することで、スコープの見える化・見積り・進捗管理の基礎となる。
Question 3: アーンドバリュー管理(EVM)においてSPI(スケジュール効率指数)が1.0より小さい場合の意味はどれか。
- 計画より遅れて進行している (Correct answer)
- 計画より早く進行している
- 予算を超過している
- 予算内に収まっている
Correct answer: 計画より遅れて進行している
SPI = EV(出来高)÷ PV(計画値)。SPI<1.0は実績が計画を下回り進捗が遅れていることを示す。CPI(コスト効率指数)はEV÷AC。いずれも1.0が理想。
Question 4: PMBOK(第7版)のパフォーマンスドメインのうち「ステークホルダー」ドメインの主な活動はどれか。
- プロジェクト関係者を特定し適切に関与させてエンゲージメントを管理する (Correct answer)
- プロジェクトのスコープを定義する
- チームの技術スキルを向上させる
- リスクを識別・評価・対応する
Correct answer: プロジェクト関係者を特定し適切に関与させてエンゲージメントを管理する
PMBOK第7版のステークホルダードメインはプロジェクトに影響を与える・受ける関係者を特定し、適切なコミュニケーションと参加を促すエンゲージメント管理が中心。
Question 5: スクラムのスプリントレトロスペクティブの目的はどれか。
- チームのプロセスを振り返り継続的に改善する (Correct answer)
- スプリントで完成した成果物をステークホルダーに確認する
- 次のスプリントで実施する作業を計画する
- バックログアイテムに優先度を付ける
Correct answer: チームのプロセスを振り返り継続的に改善する
スプリントレトロスペクティブはスプリント終了後にチームでプロセス・ツール・コミュニケーションを振り返り、次スプリントでの改善アクションを決める場。スプリントレビューは成果物確認。
Question 6: プロジェクトのスコープクリープの説明として正しいものはどれか。
- 正式な変更管理なしにスコープが徐々に拡大していく現象 (Correct answer)
- プロジェクトが計画より早く完了すること
- チームメンバーが徐々に離脱する現象
- 予算が計画を大幅に上回る状態
Correct answer: 正式な変更管理なしにスコープが徐々に拡大していく現象
スコープクリープは「ちょっとした追加機能」が積み重なり、変更管理プロセスを経ずにスコープが膨らんでいく現象。スケジュール遅延・予算超過の主な原因の一つ。
クリティカルパス法(CPM)の説明として正しいものはどれか。