応用情報 プロジェクトマネジメント 4 — Questions and Answers
Question 1: デスマーチプロジェクトの原因として最も典型的なものはどれか。
- 非現実的なスケジュール・過少な人員・不明確なスコープの組み合わせ (Correct answer)
- チームの技術力が高すぎること
- 予算が多すぎること
- ステークホルダーが少なすぎること
Correct answer: 非現実的なスケジュール・過少な人員・不明確なスコープの組み合わせ
デスマーチ(Death March)はE.Yourdonが命名した概念で、無謀なスケジュール・人員不足・要件変更の繰り返しなどにより、チームが疲弊しながら失敗に向かって進むプロジェクトの状態。
Question 2: プロジェクト完了後のレッスンズラーンドの目的はどれか。
- 成功・失敗の経験を文書化し将来のプロジェクトの改善に活用する (Correct answer)
- プロジェクトの最終コストを確定する
- チームメンバーの評価を行う
- 顧客への最終報告書を作成する
Correct answer: 成功・失敗の経験を文書化し将来のプロジェクトの改善に活用する
レッスンズラーンド(Lessons Learned)はプロジェクト中・後に学んだ知見を記録・共有する活動。組織の知識資産として蓄積され、将来のプロジェクトでの繰り返しミスを防ぐ。
Question 3: 変更管理プロセスにおいて変更要求が承認された後の手順として正しいものはどれか。
- スコープ・スケジュール・コストのベースラインを更新して変更を実施する (Correct answer)
- 変更要求を廃棄して現状維持する
- PMの判断だけで即座に変更を実施する
- ベースラインを更新せずに実装だけ変更する
Correct answer: スコープ・スケジュール・コストのベースラインを更新して変更を実施する
承認された変更はCCB(変更管理委員会)の認可後、影響を受けるすべてのプロジェクトドキュメント(WBS・スケジュール・コストベースライン等)を更新してから実施する。
Question 4: プロジェクトの品質コストにおける「失敗コスト(内部)」の例として正しいものはどれか。
- テストで発見した欠陥の手戻り修正コスト (Correct answer)
- ユニットテストの実施コスト
- 品質マネジメントの計画策定コスト
- 顧客からのクレーム対応コスト
Correct answer: テストで発見した欠陥の手戻り修正コスト
品質コストはPAF分類でPreventive(予防)・Appraisal(評価)・Failure(失敗)に分類。内部失敗は顧客に届く前に発見した欠陥の修正コスト。外部失敗は顧客に届いた後のクレーム・保証コスト。
Question 5: OKR(目標と主要結果)手法の特徴として正しいものはどれか。
- 野心的な目標(O)と測定可能な主要結果(KR)で組織・チームの方向性を揃える (Correct answer)
- 個人の行動計画のみを定める手法
- 四半期ごとのコスト削減目標を設定する手法
- プロジェクトのWBSを定義する手法
Correct answer: 野心的な目標(O)と測定可能な主要結果(KR)で組織・チームの方向性を揃える
OKR(Objectives and Key Results)はGoogleやIntelで普及した目標管理フレームワーク。野心的な定性目標(O)と測定可能な定量的主要結果(KR)のセットで組織全体の方向性を揃える。
Question 6: アジャイルのスケーリングフレームワークSAFe(Scaled Agile Framework)の特徴はどれか。
- 大規模組織で複数スクラムチームを調整しアジャイルを企業規模に拡張する (Correct answer)
- 5名以下の小チーム専用のスクラム手法
- ウォーターフォールとアジャイルを交互に使う手法
- リモートチーム専用のアジャイル手法
Correct answer: 大規模組織で複数スクラムチームを調整しアジャイルを企業規模に拡張する
SAFeは大企業でアジャイルを導入する際に複数のスクラムチームを「アジャイルリリーストレイン(ART)」として組織し、プログラム・ポートフォリオレベルまでア��ャイルを拡張するフレームワーク。
デスマーチプロジェクトの原因として最も典型的なものはどれか。