応用情報 ネットワーク設計 4 — Questions and Answers
Question 1: TCPの3ウェイハンドシェイクの順序として正しいものはどれか。
- SYN → SYN-ACK → ACK (Correct answer)
- ACK → SYN → SYN-ACK
- SYN → ACK → SYN-ACK
- SYN-ACK → SYN → ACK
Correct answer: SYN → SYN-ACK → ACK
TCPの接続確立は①クライアントがSYN送信②サーバがSYN-ACK返信③クライアントがACK送信の3ステップ。この後データ通信が開始される。
Question 2: マルチキャストとブロードキャストの違いとして正しいものはどれか。
- マルチキャストは特定グループへ、ブロードキャストはセグメント全体へ送信 (Correct answer)
- ブロードキャストは特定グループへ、マルチキャストは全体へ送信
- どちらも同じ動作をする
- マルチキャストはUDPのみ、ブロードキャストはTCPのみ使用
Correct answer: マルチキャストは特定グループへ、ブロードキャストはセグメント全体へ送信
マルチキャストは登録した特定グループのメンバーにのみ送信。ブロードキャストはネットワークセグメント内の全機器に送信。マルチキャストのほうが効率的。
Question 3: HTTPSで使用するTLSハンドシェイクの目的はどれか。
- 共通鍵の安全な共有と通信相手の認証を行う (Correct answer)
- DNSによる名前解決を行う
- IPアドレスの割り当てを要求する
- MACアドレスの解決を行う
Correct answer: 共通鍵の安全な共有と通信相手の認証を行う
TLSハンドシェイクでは証明書による相手認証と、公開鍵暗号を使った共通鍵(セッション鍵)の安全な交換を行う。以降の通信はこの共通鍵で暗号化する。
Question 4: OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルの動作原理はどれか。
- 各ルータがネットワーク全体のトポロジを学習しダイクストラ法で最短経路を計算する (Correct answer)
- ホップ数のみで最短経路を決定する
- 経路情報を隣接ルータにのみ定期送信する
- AS間の経路制御に使用するEGP
Correct answer: 各ルータがネットワーク全体のトポロジを学習しダイクストラ法で最短経路を計算する
OSPFはリンクステート型プロトコルで、全ルータが同一のトポロジデータベースを持ち、ダイクストラ法(最短経路アルゴリズム)で最適経路を計算する。RIPより高速で大規模ネットワーク向け。
Question 5: ネットワーク設計におけるIPアドレスのCIDR表記/22の意味はどれか。
- ネットワーク部が22ビットでホスト部が10ビット (Correct answer)
- 22番目のIPアドレスを示す
- 22台のホストが接続できる
- サブネットマスクが22個のオクテットで構成される
Correct answer: ネットワーク部が22ビットでホスト部が10ビット
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)の/22はネットワーク部が22ビット、ホスト部が10ビット(2^10-2=1022ホスト)。アドレスの効率的な割り当てに使われる。
Question 6: ネットワーク監視で使用するSNMPのGetRequestの役割はどれか。
- 管理システムが機器からMIB情報を取得する (Correct answer)
- 機器が管理システムへ障害通知を送る
- 機器の設定を変更する
- ネットワークのトラフィックを遮断する
Correct answer: 管理システムが機器からMIB情報を取得する
SNMPのGetRequestは管理システム(マネージャ)が監視対象機器(エージェント)のMIB(管理情報ベース)から情報を取得する操作。Trapは機器からの能動的な通知。
TCPの3ウェイハンドシェイクの順序として正しいものはどれか。